私の行きつけの新宿御苑です。
普段は新宿通り側から出入りするのですが
こちらは反対側のJR千駄ヶ谷駅に面した裏口にあたります。
表通りと違って出入りする人の数も少なく
ひっそりとした雰囲気の住宅街でいい感じなんです。
ただ、その裏通りに面して・・・
ツタに覆われた不思議なビルが建っています。
不思議と言っても別に幽霊を目撃したとかでははありません。
ただ、いつも不気味に静まり返っていて
ビルに人が出入りする光景を今までに一度も見たことがありません。
壁面はすべてツタに覆われています。
ツタがからまるどころか生い茂っているという感じです。
風が吹くと葉っぱがサワサワと揺れて、ちょっとしたクールビズです。(笑)
ビルの横のカーブミラーも
間もなくツタに埋没しようとしています。
警視庁の交通課はこの状況を放置していてもいいのでしょうか。
道行く人は全く気にする様子もありませんが
私はこのビルの前を通るたびに振り仰いで写真を撮ってしまいます。
どうやら、設計事務所のビルのようです。
8階建ての自社ビルですから結構な会社に違いありません。
それなのに会社に出入りする人を全く見かけないのは何故でしょうか。
すでに倒産したのか、それとも過激派のアジトか
この日はちょうど昼時でしたが
昼食に出かける人もなくやはりシーンと静まり返っていました。
よく見ると窓やベランダ部分だけはツタがなく
かろうじて人間が生息している痕跡はうかがえるのですが・・・
一度このビルの中を覗いてみたいと思いつつ
千駄ヶ谷駅へと急ぎました。
誰かこのビルの実体をご存じの方はおられますか?
中途半端なブログで日々悩んでいますが
そんな風におだてられると木に登りそうになります。
これからもご贔屓に・・・