まろの公園ライフ

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梅雨入りとタチアオイ

2016年06月07日 | 日記

タチアオイの花が咲く季節です。
自転車で街を走っていてこの花を見かけると
ついついブレーキをかけて花姿に見入ってしまいます。

立葵と書いてタチアオイ。
ハイビスカスにちょっと似た花が
梅雨入りの頃から咲き始めて盛夏の頃まで咲き続けます。

  梅雨曇り そこだけ明るき タチアオイ (杉作)

向日葵と同じように
太陽に向かって力強く屹立する立ち姿は
人間の背丈を軽く超えるもの多くて生命力を感じます。

純白のタチアオイはちょっと珍しいでしょうか。
赤やピンクの花とは一味違った華やかさがありますねえ。
米国の画家ジョージア・オキーフは真っ黒なタチアオイを描きましたが
さすがに黒は見かけたことありませんねえ。

車がひっきりなしに行き交う
国道の脇で健気に咲くタチアオイがありました。
こんな排気ガスだらけの場所でも花を咲かせるんですねえ。
まわりを見回してもビルや商店ばかりですが
誰が世話をしているのでしょうか。
それともほったらかしでも大丈夫なのでしょうか。
こんな句を思い出しました。

  苦にされず 愛されもせず タチアオイ

そんな花かも知れませんねえ。
でも、私はタチアオイの凛々しい立ち姿が好きです。


 


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