くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

萬屋錦之介の「赤穂浪士」

2013年01月23日 | Weblog
本日は故あって自宅でひたすら書類整理しています。明日の朝までには終わらせないと。

今「赤穂浪士」を時代劇チャンネルで見ながらやっているんですが、なつかしいですね、錦之介。

子供の頃、夜9時からでしたか父親が見ていたのを覚えていますが、子供ながら陰気な作風だなあと思っていました。

錦之介という人、今更ながら努力の人だったように思います。というのは、声質とかどうみても女形の人だったと思います。それを映画界で生きていくために立ち役に自らを変えていったのでは。きっと、若いころはまだ良かったと思いますが、あの声質っですから、歳を重ねるにしたがって役作りの苦労も多かったのでは?

「破れ傘」シリーズは、「赤穂浪士」よりも古いのですが、あの「テメーラ人間じゃあねえ」はよくおぼえています。だって、子供の間でもはやっていkましたから。

でも、今思うとやはり声のキーが高かったですね。

そいのせいか、「鬼平」や大石は正直言ってニンが違います。重厚にしようと思っての演技なんでしょうが、
また作品自体の雰囲気が雰囲気なんでそのせいもあるんでしょうが、ちょっと陰々滅々過ぎますね、この大石。大石っていうと、大星もそうですけど、自分のなかでは先代の高麗屋、当代はやはり播磨屋ですね(先代大播磨は大星はニンではなく、気の毒だったという評価を世見聞きした記憶がありますので、その点は当代が初代に優れる一点かと、確実に)


でも、「赤穂浪士」録画予約して見続けようと思います。亡き父をしのびながら懐かしいってのもありますが、やはりわき役がそろっていますね。今時分はこうはいかない。もう時代劇の復権、復活って無理なんでしょうか? 昔見たいに歌舞伎座テレビってのに復活してもらうしかないんでしょうか。でも、それも無理かな。

コメント
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