くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

最近の学校事情: 先生からの年賀状

2008年01月26日 | Weblog
私の子供が通う学校が特殊なのだろうか?

生徒名簿なるものがない。私の時分なら、生徒名、保護者名、住所、電話番号を記した名簿が毎年作成、配布された。ご丁寧に親の職業まで載っていた。

そういうものが悪用されるという事実や、個人情報保護という観点からの配慮なのかもしれないが、私の子供の通う小学校、幼稚園にはそれがない。

個人情報に関しては日本よりもとうの昔からうるさかったアメリカですら、生徒名簿は作成される。年度初めになると「載せても良いですか?」と同意書が来る。同意すれば、生徒名、住所、電話番号が記載される。不同意ならば載らない。

名簿がないから子供たちが年賀状を出せないのだ。今年も担任の先生からは年賀状をいただいたが、こちらは出せない。いただいた年賀状にも先生の名前しかない。
住所が無いから後から出すこともできない。

これって変じゃないですか? 

教師が年賀状を生徒に出し、生徒は出さない? これって、教育上マイナスはあってもプラスはありますかねえ?

それに、年賀状っていう文化が今後どうなるかはわかりませんけど、まだ当分続くでしょう。子供が年賀状を書くっていう作業も、教育のうちの一つ、子供を社会化する過程の一つだと思うんですけど・・。

アメリカ式に生徒名簿を作るとなれば一手間仕事が増えて、学校の先生方の負担は大きくなるのでしょう。それ以前に名簿作りそのものが負担なのでしょう。ですから、勘ぐってもしまいます。個人情報保護とか言いながら実は負担軽減という思惑も名簿廃止の背景にあるのでは?と。

特に息子の小学校、半日だけのいかにも手のかかっていない運動会をやる学校で、この運動会、保護者の間での評判はすこぶる悪い。まあ、そういう学校なので、
名簿の件もかく疑ってしまうわけなんです。

いかにアメリカ式にしても、名簿が存在する限り名簿の悪用の可能性は無くならないし、孤児情報保護上の危険性も伴うでしょうけど、危険性や危険性を言い出したら、何もかも怖くなって外にも出られなくなる。豆腐を扱うにも、これでけがをしないかなんて恐怖におびえることだって。そりゃ大げさか・・。


それはさておき、教師が年賀状を出して、子供が出さない、という点、私的には納得いかない。こんなことだから、親や子供が増長し、モンスターが出てくるんじゃないかとも思うのですが・・・。
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福田総理という人

2008年01月26日 | Weblog
いわゆる「ぶらざがり」取材での福田氏を見ていて思うのは、この人やはり首相の器ではないということ。

あの「飄々とした?」受け答え、いや実は記者質問に実際何も答えていないからかわし方というべきなのだろいうが、それが官房長官時代は世論抜けして、福田人気を上げた。今福田が官邸の主であるきっかけのようなものだ。

しかし、これが首相として、となると別の話だ。

ただ、まあ、ああした受け答えしかできないんだろう、彼としては。何をどうしたいとか、日本国をどういう方向に導きたいとか、そういう確たるビジョンを持って総理の座を目指し、その地位に就いた人ではないのだから。

所詮器ではない、これにつきる。

自民党も、特に森本首相あたり、本当にこの人が選挙管理内閣になるなって思ってたんだろうか?だとすれば、やはり森さんの政局見通しはあてにならない。これ常識ってとこですか?
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