中華さすらい171 - あれから3年が過ぎて - 「しん楽」（港区新橋）

とんと新橋に来る機会がなくなった。用事がないからわざわざ行かないだけなんだけど。約10ヶ月ぶりの新橋。行き先は3年ぶりの「しん楽」である。　 N新聞、Aちゃんが退職。Mちゃんは中部支社に異動するという送別会である。これ以上のことはもう書かない。Aちゃんと自分の個人的な話しである。 「しん楽」のお母さんが亡くなられたことはジャンさんから聞いた。お母さんは常にお元気そうだったから、少なからずショッ . . . 本文を読む

【朝食と昨日の夕飯】20230410-20230416

4月16日（日）Workshop・さくら（小樽市手宮）のマンデリンとダンブラウン 王子店（北区王子）の「ダンブラウン食パン」 おはようございます。 「文學界」2月号、島本理生さんと鈴木涼美さんの対談で鈴木さんがこんなことを言っています。 「フリーになって気付けば8年くらい経つんですけど、会社を辞めた31歳の頃は一度断ったらもうお仕事できないような気がして、どんなものでも引き受けていました . . . 本文を読む

居酒屋さすらひ 2003 - ガールズバーで乳を飲む - 「シナリオ」（新宿区西新宿）

「もう一軒行こう」となって、N屋さんは大通りを素早く横断した。後を尾いていくと、店のにたたずむ女の子と交渉している。早いなー。 「いくらで飲み放題なの？」。 ガールズバーか。 自分、この手のお店って、自分のお金で行ったことがない。楽しくないんだよねー。若い子は話しが面白くなくて。そりゃ、20代の頃、初めて行ったキャバクラは楽しかった。40代になって、とある人に連れて行ってもらったら、ちっとも . . . 本文を読む

中華さすらい170 - 7年ぶりの訪問 - 「菜香菜 新宿店」（新宿区西新宿）

「酔ってき屋」を出て2軒目に。目指すはもちろん、「岐阜屋」。ところが、やはりというか、案の定というか、「岐阜屋」は満席状態だった。さて、どうするか。この思い出横丁も外国人がやたらと多い。 行き場がなくなり、咄嗟に思いついたのが、以前Uち〜さんと一緒に行った中華、「菜香菜」。あの店、まだあるかな。記憶を頼りに行ってみると、あったあった。約7年ぶりの訪問となった。 「岐阜屋」は混んでいたが、この店 . . . 本文を読む

居酒屋さすらひ 2002 - メニュー豊富なタランティーノ - 「酔ってき屋 本店」（新宿区新宿）

N屋さんとの打ち合わせで新宿へ。いつもどおり、南東口で落ち合った。時間がもったいないから、すぐ近くの煙草が据える酒場へ。 南東口から200m程度の場所に「酔ってき屋」という酒場があった。「南東口界隈最大級」らしい。 店内はガラガラで、我々は手前の部屋を抜けた、奥のスペースの4人掛けテーブルに案内された。なるほど、確かに大箱だ。個室もあるし、いろんな座席がある。 席に座り、メニュー表を取る。す . . . 本文を読む

中華さすらい169 - 『五目炒飯』 が来たら- 「土鍋・大餃子 東十条店」（北区東十条）

「ソルト」を出て、もう一軒。 「大陸」は目と鼻の先にあるが、〆にはまだ早い。飲みもお腹もまだまだだから、ここは東十条まで出るか。 東十条ならあそこ。定番の「土鍋餃子」。今年すでに3回目。 お店はそこそこ空いていた。 「よ、メガネっ娘！」。 心の中で挨拶。 奥の部屋に通され席に着く。 「紹興酒」をボトルで頼み、「レバーフライ」をオーダーした。 目の前の席には久しぶりに集まった雰囲 . . . 本文を読む

居酒屋さすらひ 2001 - 奥羽へ - 「立呑み ソルト」（北区赤羽）

北区のソウルフード、「からし焼き」が立ち飲みでいただけちゃうもんだから、すっかり気にいっちゃって。わざわざ電車に乗って再訪した、赤羽岩淵の「ソルト」。18時過ぎの入店で、逆L字の長い編に相当するカウンターはもはや満員気味。自分は入口手前の短い編の方に通され、ぽつんと一人立たされた。 まぁいいさ。 すぐさま、「ホッピー」をオーダーして、「からし焼き」も注文。 ところが、最近、「からし焼き」 . . . 本文を読む

【朝食と昨日の夕飯】20230403-20230409

4月9日（日）SOL'S COFEE STAND（ 台東区蔵前）のコーヒーとヤマザキ「大地と緑のバターロール」など おはようございます。 一気に春を過ぎ、新緑の季節を迎えました。街路樹のハナミズキも咲き、隅田川のつつじもあっと言う間に開花しました。 今日はインボイス制度のことについて書こうと思っていましまたが、さっき今日が実母の命日だったことに気づき、急きょやめました。 最近、命日とか . . . 本文を読む

スイーツさすらい 004 - 元禄のスイーツ - 「清水屋」（足立区西新井）の草だんご

我が町は東京メトロの駅から10分圏内にあり、移動は大体が鉄道である。だが娘と息子が通った、通っている中学校は自宅から駅への道と反対方向に歩いたところにあり、辺鄙な場所に立つ巨大なマンションから登校する子が過半数を占めていた。そこで分かったのが、その辺鄙な場所の住民はバス文化が定着しており、遊びに行くエリアは足立区の西新井ということが分かった。同じ町内でも文化が違うのである。 西新井と言えば大師様 . . . 本文を読む

居酒屋さすらい 2000 - 記念すべき節目の回を祝えず - 「四十八漁場 西新宿店」（新宿区西新宿）

Uち〜さんと飲みに行くことになった。本当は行きたくなかったけど。何回か誘いを断ったが、「なんとかお願いします」という言葉に負けてしまい、行くことにした。けれど、その日は朝から憂鬱だった。心踊るものがなくて。でもそんなメンタリティの時は大抵のことがうまくいかない。 Uち〜さんとは大学のサークルで、カープファンということで仲良くなった。最初は意気投合したが、徐々に会うのが苦痛になった。話しが面白くな . . . 本文を読む