
初めて「い志井」を訪ねたのは一昨年の6月のことでした。
このブログにちょくちょく登場するSちゃんに「いいお店がある」と、連れてきてもらったのです。
その評判に相応しく「い志井」は素晴らしいお店でした。
まず、雰囲気がいい。
雰囲気のよさ、というのはなかなか言葉で表現できないものですが、店内は町の焼き鳥屋にありがちな、せかせか感がなく、ゆっくりとした時間が流れている感じでした。
もっとも焼き鳥ややきとんに火を入れるのに暫しの時間が必要であることも、その理由でしょう。しかし、店員の方の人柄というか、くつろげる、落ち着きあるお店だな、というのが、「い志井」の第一印象でした。
店内は半分が座敷、その半分はテーブル席といった按配。
私たち、それぞれ夫婦は座敷に上がり、お店オリジナルの座布団に座り、焼き物が来るのをわくわくしながら待ちました。
また、豊富なメニューにも驚かされました。
焼き鳥だけでなく、豚の臓物など、余すところなく全ての肉を使っているのではないかと思ってしまうほど、メニューが充実していました。
特に、卵黄がかかった「つくね」。そして、店の人気メニューとSちゃんお奨めの「鳥まんじゅう」などなど、「い志井」オリジナルメニューが目白押し。焼き物だけでなく、「せんまい刺し」や「馬刺し」など焼き物だけに留まらないメニューにも圧倒されました。
もちろん、味も絶品。
その日は、時が経つのを忘れて、酒や料理を堪能し、地下鉄の終電に間に合わなかったほどでした。
過日、1年9ヶ月ぶりに「い志井」の暖簾をくぐりました。
調布へはサッカー観戦で度々行きますが、その帰りに、ふらりと寄ることはどうも一人で入店するのに気がひけて、足が遠のいていました。
今回、Sちゃんと奥様、Mっちゃんと奥様、愛娘のA彩ちゃん、そしてヨッシーの7名で再び来店する機会を得たのです。
17時に入店したにもかかわらず、すでにお店は多くの人で賑わっていました。
さすが人気店、と感心しながら、我々はテーブル席につきました。
まずは、生ビールで乾杯することになり、それぞれ中ジョッキを頼むことにしたのです。
店員の方は若く威勢もよく、いい感じです。
ジョッキもすぐ運ばれてきました。
すかさず、我々は乾杯して、それぞれがジョッキをぐいと呷りました。
「!!」
そのとき、わたしは「うっ」と声をあげそうになりました。
ジョッキが生臭いのです。
これは私自身も家でやってしまうのですが、汚れたお皿などを洗うスポンジで一緒にグラスやジョッキを洗ってしまうと、そのグラスやジョッキは途端に魚のような生臭さを発するようになるのです。油のせいなのか、原因はよく分かりません。また、ジョッキを自然乾燥せずに、何度も使用した布巾で拭くと、やはり臭くなってしまいます。
まさに、その生臭い臭気をジョッキが放っていました。しかしSちゃんやヨッシーの反応を見ると、別段変わったふうでもありません。私だけのジョッキだけが異臭を放っているのでしょうか。或いは、私だけが、神経質なのでしょうか。
しかし、幾度となくジョッキを呷ってみても、やはり生臭い臭いは相変わらず。取り替えてもらうことも頭によぎりましたが、結局我慢してビールは飲み干してしまいました。
ちなみに、焼酎のボトルを頼んだ際に出てきたグラスには、おかしな臭いはしませんでした。
さて、お手の雰囲気も若干変わったような気がします。
温かみのあった店内は、少し殺風景になったようです。
何が、そうさせているのか分かりませんが、居心地は以前と比べて悪い気がします。
後日、Sちゃんも、「前は居酒屋だったけれど、こないだは食堂みたいだった」
と話していました。
せっかく、「串焼きの盛り合わせ」や「肉詰めピーマン」が「い志井」らしいオリジナリティを追求した素晴らしい味わいを出していたのに、初めて来店したあのときの鮮烈な印象が甦ることはありませんでした。
今回、Mっちゃん一家をはじめ、ヨッシーは初めて「い志井」を訪れています。彼らが、「また来たい」と思ったかは甚だ疑問です。
月に2回は調布に行っておりますので、また途中下車してお立ち寄りしたいと思います。
人気店「い志井」の今後を期待しています。
敬具
このブログにちょくちょく登場するSちゃんに「いいお店がある」と、連れてきてもらったのです。
その評判に相応しく「い志井」は素晴らしいお店でした。
まず、雰囲気がいい。
雰囲気のよさ、というのはなかなか言葉で表現できないものですが、店内は町の焼き鳥屋にありがちな、せかせか感がなく、ゆっくりとした時間が流れている感じでした。
もっとも焼き鳥ややきとんに火を入れるのに暫しの時間が必要であることも、その理由でしょう。しかし、店員の方の人柄というか、くつろげる、落ち着きあるお店だな、というのが、「い志井」の第一印象でした。
店内は半分が座敷、その半分はテーブル席といった按配。
私たち、それぞれ夫婦は座敷に上がり、お店オリジナルの座布団に座り、焼き物が来るのをわくわくしながら待ちました。
また、豊富なメニューにも驚かされました。
焼き鳥だけでなく、豚の臓物など、余すところなく全ての肉を使っているのではないかと思ってしまうほど、メニューが充実していました。
特に、卵黄がかかった「つくね」。そして、店の人気メニューとSちゃんお奨めの「鳥まんじゅう」などなど、「い志井」オリジナルメニューが目白押し。焼き物だけでなく、「せんまい刺し」や「馬刺し」など焼き物だけに留まらないメニューにも圧倒されました。
もちろん、味も絶品。
その日は、時が経つのを忘れて、酒や料理を堪能し、地下鉄の終電に間に合わなかったほどでした。
過日、1年9ヶ月ぶりに「い志井」の暖簾をくぐりました。
調布へはサッカー観戦で度々行きますが、その帰りに、ふらりと寄ることはどうも一人で入店するのに気がひけて、足が遠のいていました。
今回、Sちゃんと奥様、Mっちゃんと奥様、愛娘のA彩ちゃん、そしてヨッシーの7名で再び来店する機会を得たのです。
17時に入店したにもかかわらず、すでにお店は多くの人で賑わっていました。
さすが人気店、と感心しながら、我々はテーブル席につきました。
まずは、生ビールで乾杯することになり、それぞれ中ジョッキを頼むことにしたのです。
店員の方は若く威勢もよく、いい感じです。
ジョッキもすぐ運ばれてきました。
すかさず、我々は乾杯して、それぞれがジョッキをぐいと呷りました。
「!!」
そのとき、わたしは「うっ」と声をあげそうになりました。
ジョッキが生臭いのです。
これは私自身も家でやってしまうのですが、汚れたお皿などを洗うスポンジで一緒にグラスやジョッキを洗ってしまうと、そのグラスやジョッキは途端に魚のような生臭さを発するようになるのです。油のせいなのか、原因はよく分かりません。また、ジョッキを自然乾燥せずに、何度も使用した布巾で拭くと、やはり臭くなってしまいます。
まさに、その生臭い臭気をジョッキが放っていました。しかしSちゃんやヨッシーの反応を見ると、別段変わったふうでもありません。私だけのジョッキだけが異臭を放っているのでしょうか。或いは、私だけが、神経質なのでしょうか。
しかし、幾度となくジョッキを呷ってみても、やはり生臭い臭いは相変わらず。取り替えてもらうことも頭によぎりましたが、結局我慢してビールは飲み干してしまいました。
ちなみに、焼酎のボトルを頼んだ際に出てきたグラスには、おかしな臭いはしませんでした。
さて、お手の雰囲気も若干変わったような気がします。
温かみのあった店内は、少し殺風景になったようです。
何が、そうさせているのか分かりませんが、居心地は以前と比べて悪い気がします。
後日、Sちゃんも、「前は居酒屋だったけれど、こないだは食堂みたいだった」
と話していました。
せっかく、「串焼きの盛り合わせ」や「肉詰めピーマン」が「い志井」らしいオリジナリティを追求した素晴らしい味わいを出していたのに、初めて来店したあのときの鮮烈な印象が甦ることはありませんでした。
今回、Mっちゃん一家をはじめ、ヨッシーは初めて「い志井」を訪れています。彼らが、「また来たい」と思ったかは甚だ疑問です。
月に2回は調布に行っておりますので、また途中下車してお立ち寄りしたいと思います。
人気店「い志井」の今後を期待しています。
敬具
書いた後で気がついたんだけれど、食器洗い機使っても生臭いグラスになる可能性も・・・。
お店も常にチェックできる体制にあってほしいです。
ボクは鼻が悪いんで、少々の臭いは気にならないはずなんですけれど、ね。
トイレの芳香剤の臭いがする店や香水のすごい人とかに出会ったことないです。
この前、東京カレンダーで、恵比寿店がとっても良さそうに載っていました。
調布は遠いので恵比寿に行ってみようかなぁ、と思っていたのですが・・・
何だか手を広げすぎて一つ一つのお店から
細部へのこだわり?みたいなのが減っていってしまったんでしょうか・・・。
恵比寿のい志井・・・どうしようかなぁ。
ひとつのお店で何かあると、店全体のイメージが損なわれます。非常に怖いことです。
今回の件が手広く展開したために起きたことかは、分かりませんが、気をつけてもらいたいですね。
まき子さんなら、そういうときどうされますか?
店員に言いますか?
ボクは言わなかった、というより言えなかった・・・・。
ウチではたまにありました。
だから、そうなってしまうのも分かる気がします。どうやら、乾燥に問題があると思います。
陶器のビアマグも気をつけたほうがいいです。
知らず知らずのうちに油汚れが、おかしな臭いを発するようにりますよ。
乾燥に問題があるんだー。
ウチでは洗ってすぐに拭いて片付けちゃうんですが、自然乾燥だと良くないのかな。
食洗器でも臭くなっちゃうのか……。
やっぱり、問題は布巾みたいだよ。
食洗機の場合、魚の骨とか奥に詰まった異物が原因で強制乾燥した場合に起こるかも。
いずれにしろ、気を付けたいものです。