
賞味期限切れレトルトカレー第三弾は「ヤマモリ」のタイカレーシリーズ「マンゴーカレー」である。賞味期限は1年4か月超。このカレーも置きっぱなしにしていて、時間が経ってしまった。だって、食指が伸びないんだもん。
果物が入ったトロピカルカレーは甘すぎて。以前、岡山で買った「ピオーネカレー」がその典型だった。糖度の高い果物はカレーには不向きじゃないだろうか。
だから、このマンゴーカレーもそれほどの期待はなく、非常用として、台所の片隅に置かれ続けたのだ。
そんな果物カレーだが、やはりタイのゲーンになると、途端に相性が合うというのを実感した。タイのカレーはグリーンもレッドもココナッツミルクが入り、甘辛いのが特徴だ。マンゴーカレーもココナッツミルクが置き換わったものと考えていい。だから日本のトロピカルカレーみたいに、不自然な甘さで幻惑される訳ではない。
というのを考えると、やっぱりタイのゲーンはカレーではなく、あくまでもスープなのだ。いや、インドだって、カレーというより、煮物に近い訳だから、日本でいうカレーの概念と違う訳で、同じ物差しで見るから混乱する。インドカレーにはスパイス、そしてスリランカカレーには魚が合うように、タイのゲーンには果物が合うってことなんだと思う。
結論からいえば、「マンゴーカレー」はおいしかった。
要するに、マイペンライってこと。
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