サッポロの生、黒ラベル(430円)を飲みながら、「もつ煮込み」に箸をつけたが、思わずのけぞるほどのまずさにびっくりすると同時にがっくりきた。
酸っぱいのである。
元々、このような味付けなのか。それとも、失敗作なのか。
はたまた傷んでいるのか。
それは分からない。
とにかく、酸っぱくてまずいのである。
店に入ったときから、なんとなく嫌な予感がした。
お店がばっちいのである。
古い店とばっちい店は、当然違う意味である。この「桃吉」は、できるならあまりカウンターとか、調味料の瓶とか触りたくなかった。
生ビールが注がれたジョッキもついつい確認してしまう。汚れてないかどうか。それは、まぁ大丈夫だったが。そんなちょっとばっちいお店だったので、「煮込み」のクオリティもちょっと心配になるのである。
そして、極めつけが串焼きの「レバー」(120円)。
親指の爪ほどの小さな小さな実が申し訳なさそうな程度で串に刺されて出てきた。
これは、ひどい。
秋津の名立ち飲み屋「野島」の半分以下の量である。
おいおい。
ちなみに正肉(130円)、「カシラ」(120円)はまぁまぁ及第点。
それにつけても、「煮込み」と「レバー」ですっかり気分が悪くなった。
本当はもう店を出たかったが、「酎ハイ」(340円)をもらった。
それでも、この店のモヤモヤ感を洗い流すことはできなかった。
AMラジオが夕方の首都高の渋滞を告げている。
さぁ、もう出ようか。
もしかすると、新橋の立ち飲み屋でも1、2位を争うワーストかもしれない。
立ち飲みラリー新橋編は5m程度南下できた。
さぁ、次、次っ!
担当 南澤 誠
謹啓
平素は格別のお引き立てを賜り厚く
御礼申し上げます。
このたびは、お客様に提供すべきではない
商品を提供してしまい
誠に申し訳ございませんでした。
当時の担当社員が退職している為
原因の追究はできませんでしたが
今後は二度とこのようなミスの無いよう、
食材管理と衛生管理を徹底するとともに、
各自が細心の注意をはらう所存でございます。
何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
現在、担当者と店長も変わり
毎日新鮮で安全な食材を使いお客様に
満足していただけるよう
日々精進しております。
誠に申し訳ございませんでした。
令和2年4月23日
新橋 炭火桃吉
南澤 誠 様
ご丁寧なご連絡をありがとうございます。
当方、匿名のブログであり、書き方としてこのようなものが適切であったかと俊巡したりしています。
店長様をはじめ、体制が変わられたとのこと。是非またお店におうかがいさせていただきたいと思った次第です。
新型コロナウィルスの影響で、経営環境は厳しさを増していらっしゃると想像します。どうぞ、この苦境を乗り越えられるよう、お祈りしております。また、スタッフの皆様のご健康も重ねて祈念申し上げます。
近いうちに、また再訪できる日を楽しみにしております。