ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ADA MOORE

2007年04月24日 | 女性ボーカルM
DEBUT RECORDS/ADA MOORE/JAZZ WORKSHOP volum three/1954

エイダ・ムーアというシンガーは多芸な人だったらしく歌だけでなく絵を描いたりライターとしての活動もあったりしたようです。本アルバムは10inch盤ですが、COLUMBIA盤で“CAT MEET CHICK”のアルバムもおもしろそうと思うのですが未聴です。彼女の声質は低く迫力のあるもので歌い回しは, ダイナミックに或いは気怠いジャズフィーリングに溢れたボーカルを聴かせてくれます。本アルバムを最初に聴いた時のA-1のMAN I LOVE はフリージャズかと少し驚かされましたが, その他の曲はまま普通にジャジーに, また時にはやや冒険的なアプローチも試みます。B-1のTHE DEVIL IS A WOMANの歌い出しはホンマもんのデビルのような不気味さを感じさせました。芸達者なシンガーですが全体に曲調は声が低いせいもありやや暗く重く感じさせます。

パーソナルは, ADA MOORE(vo), JOHN LaPORTA(as. cl), WALLY CIRILLO(p), TAL FARLOW(g), OSCAR PETTIFORD(b), OSIE JOHNSON(ds), ALOMZO LEVISTER & CHARLES MINGUS(arr)

収録曲
A面
1, THE MAN I LOVE
2, SOMETHING TO LIVE FOR
3, YOU CAME A LONG WAY FROM ST.LOUIS
B面
1, THE DEVIL IS A WOMAN
2, LASS FROM THE LOW COUNTRY
3, STRANGE FASCINATION
4, SUMMER TIME

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