ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

India Adams

2007年03月06日 | 女性ボーカルA
RCA-VICTOR盤でINDIA ADAMSの“COMFORT ME WITH APPLES”1958年録音

彼女のことは、僕が今まで見たボーカル本にも載っておらずライナーノートに書いてある事以外は知りません。彼女はカリフォルニアに生まれ後にニューヨークっ子となったのですが、彼女が注目されるようになったのはMGM映画“TORCH SONG”でJOAN CRAWFORDの吹き替えを演じてからだったのです。このアルバムを吹き込んだ時に彼女は25歳と記してありますから1933年生まれという事になりますね。50年近く前のアルバムにしてはジャケットもキレイで盤の状態も非常に良いアルバムです。彼女のボーカルですがジャケットの印象のように茶目っ気もありますし、ややハスキーな声質でちょっぴりセクシーな歌い回しで、バックもスイングして楽しめるアルバムとなっています。ところでB-6のEVIG EVOLの曲は意味がお分かりでしょうか? 僕は最初分からなくて新語みたいなものかと思ったのですが、これは単にGIVE LOVEを右から読んだだけだったとノートにありました(笑)、知らなかったのは僕ぐらいかも知りませんが。アルバムのタイトルにちなんでジャケットの写真もリンゴ風呂に入っている彼女の写真で楽しいものになっています。

RAY MATIN指揮によるオーケストラ伴奏
収録曲
A面
1, COMFORT ME WITH APPLES
2, IT'S AMAZING
3, SELL ME
4, IT'S SILK
5, LOVE ME FOR MYSELF
6, WHAT YOU DO TO ME
B面
1, A GOOD GIRL CAN'T
2, A MAN IN MY POCKET
3, TAME ME
4, TABASCO
5, ONCE MORE WITH FEELING
6, EVIG EVOL

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