ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

DORIS DAY

2008年02月25日 | 女性ボーカルD
(英)PHILIPS/B 07201 L/DORIS DAY/DAY BY DAY/

出張から一昨日夜に帰ってきたのですが、少し疲れも感じたので日曜日にゆっくり休もうとしたのですが、いつもより早く目覚めてしまいました。もう昼まで惰眠を貪るというような体力がなくなってきたのかも知れません。僕のブログですが気がつけば皆さんのおかげで3年目になっています。自分のジャズや女性ボーカルに対する理解や知識は限られた極く一部しかなく、むしろ皆さんに教えていただく事の方が多く情報交換等もさせていただきながらこれからもより学ばせていただきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

今日のアルバムは以前に紹介したDORIS DAYのアルバムですが、ジャケット違いがあったので書き加えました。元々僕はジャケ買いが多いんですが、それがDORIS DAYでのアルバムのジャケ違いで好感のもてるジャケットでしたので入手しました。改めて彼女のボーカルを聴きながら今書いていますが彼女のボーカルの上手さ丁寧さ温かさは、香り高い極上の紅茶を味わっているような感じです。彼女が歌うとTHE GYPSY IN MY SOULも軽快でより楽しい曲になります。アルバムの表題になっているDAY BY DAYのしっとりやさしい歌声にはいつも癒されます、この曲を聴くと歌詞が分からなくとも愛が日に日に深まっている内容だと感じ取れるのではないでしょうか。僕が小学生の頃にラジオから流れてきたこの曲を初めて聴いた時にもそういうように感じられました。ジャケットはアメリカCOLUMBIA盤も英PHILIPS盤のもどちらも魅力的な彼女の写真が使われています。僕はより若々しく思える英PHILIPSのジャケットの方があまり見ない事もあるし, どちらが好きかといわれるとPHILIPSジャケットの方がより好きでしょうか。
COLUMBIA/CL942/DORIS DAY/DAY BY DAY/    以下は以前(2006/9)の記事です↓
今年の夏は自分にとっては格別に暑かったです。町の街路樹もそこここに立ち枯れしているのを見ても暑さは厳しかったのではないでしょうか。少し夏バテ気味というかクーラー病というか体がだるい感じがします。私にとってこういう疲れたときのビタミン剤のようなシンガーの一人がドリス ディーという事で、今日は彼女のアルバムの紹介です。彼女は1924年にオハイオ州のシンシナティの生まれですから、このアルバムは30歳台になってのアルバムです。ジャケットを眺めると軽潔そうな金髪と輝いているブルーの瞳と微笑んだ口元の歯が白くきれいに並んでいるのにあらためて見入ります。このアルバムは彼女のLPとしては“Day Dream”や“Love Me or Leave Me”に続く三作目になるのでしょうか、いずれにしても初期の頃のアルバムのようです。この続編とも言うべき“Day by Night”が翌年ですが、こちらのアルバムの方が私の持つ明るい彼女のイメージに合うので,より好きです。今でも私にとっては良きアメリカンガールの象徴みたいなシンガーです。

PAUL WESTONの指揮によるオーケストラ伴奏
収録曲
A面
1, THE SONG IS YOU
2, HELLO, MY LOVER, GOODBYE
3, BUT NOT FOR ME
4, I REMEMBER YOU
5, I HADN'T ANYONE TILL YOU
6, BUT BEAUTIFUL
B面
1, AUTUMN LEAVES
2, DON'T TAKE YOUR LOVE FROM ME
3, THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
4, GONE WITH THE WIND
5, THE GYPSY IN MY SOUL
6, DAY BY DAY

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすがわかってらっしゃる (ニューマン)
2006-09-03 01:49:50
これは、私の大好きなアルバムです。ジャケットも良し。内容も文句無しですよね。

癒しを求める時は、ドリス・デイの歌声が一番ですね。その中でもこのアルバムは、ポール・ウェストンのゆったりしたアレンジに乗って、スタンダードの数々をやさしく歌い上げており、昔のアメリカ映画を見ているような気にさせられ、最高だと思います。
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今晩は (kuiren)
2006-09-03 20:35:59
ニューマンさん、今晩は!



このアルバムはニューマンさんも大好きな一枚という事で心強いコメントをありがとうございます。

あまり詳しい事は知らない私ですが、これからも、ご訪問ください。
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遅いテンポで (azumino)
2008-02-26 23:44:22
kuirenさん こんばんは

出遅れました。僕は行ったことがありませんが、中国は経済発展がすごそうですね、

ドリス・デイは、ラジオから流れてくる「ケ・セラ・セラ」で覚えたのが最初でした。このアルバムは、バラード扱いが多く、スローなテンポに情感をこめて歌っていて気に入っています。

ポール・ウェストンのオーケストラは、Columbiaにムー・ミュージック的な録音も残していますが、集めるメンバーは腕達者ぞろいで、ここでもテッド・ナッシュのソロなどドリス・デイの歌を引き立てていますね。いい歌い手にはいい伴奏がつく見本のようです。
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不信の世界 (kuiren)
2008-02-27 22:07:39
azuminoさん

こんばんは

中国は厳しい国です。何しろ他人はまず信用しないお国柄ですから、これがどれほど淋しく厳しい世界であるかは、日本にいては理解し難いと思います。

今夏にギョウザに何やら混入されている件ですが、僕は工場に恨みを持つ従業員による仕業の可能性が高いと思っています。
しかしながら明白な証拠を突き詰めないと自分の非は認めないお国柄ですから、多分今回の事件はうやむやに終わっていまうのではと考えています。

>いい歌い手にはいい伴奏がつく見本のようです
なるほどです、おっしゃる事がよく理解できているつもりの僕です。その通りかのように思います。仰せの言葉はまたどこかで使わせていただきたく思います。
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