ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

秋吉敏子

2006年05月02日 | ジャズ全般
毎日女性ボーカル一辺倒では私自身も変化を求めるのでしょう。秋吉敏子を聴いてみました。久し振りだよ敏子さんです。このアルバムはキングレコードが1961年に東京杉並公会堂(この場所名だけでも懐かしさ一杯です)と東京文京公会堂で録音したものをアルバムにした“トシコ、旧友に会う”です。彼女がボストンのバークリー音楽院に留学したのが1956年ですから日本のジャズ界でバークリーに学びに行くという事自体希有な時代だったろうと思いますが、彼女はそういうジャズ修業のハシリと言えると思います。彼女が5年ぶりに日本へ一時帰った時に帰国演奏を行ったのですが、このアルバムはこの機会にかつての仲間との旧交を暖めるという企画で作られたアルバムです。彼女の演奏はよく計算された一音でも疎かににはしないという彼女の演奏スタイルはかわらないなあと思います。なお、B面最後の曲は彼女のオリジナルで邦題“わたすのビートービイン”と日本語での曲紹介がされています。私個人的には一曲目のSO WHATがこのアルバムの中ではノリも良しで好きです。

メンバーは秋吉敏子(p)渡辺貞夫(as)宮沢昭(ts)原田政長(b)栗田八郎(b)富樫雅彦(ds)白木秀雄(ds)猪俣猛(ds)
収録曲
A面
1,SO WTAT(10:50)
2,THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES(5:00)
3,DONNA LEE(5:50)
B面
1,QUEBECK(6:17)
2,OLD PALS(5:01)
3,WATASU NO BIETHOVIN(7:10)

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2 コメント

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Unknown (L-ken)
2006-05-03 08:59:12
so whatをトシコが弾く

あんまり創造ができないですよね(笑)

so whatはモードの曲で

トシコさんはコード パウエル調だから



大学の時

トシコさんのビックバンドをなまで聞いて

感動しました ゾクゾクしましたよ!

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今晩は (kuiren)
2006-05-03 22:56:02
L-kenさん、お返事が遅くなってすみませんでした。

私は生で彼女の演奏を聴いた事がありません。L-kenさんは本当にいろんなプレイヤーの演奏をライブで聴いていらしゃっていて素晴らしい貴重な機会を持たれていることに改めてうらやましくも思い感心もしています。
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