三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

いざ、おとりよせ王子の聖地へ

2013-05-16 19:34:57 | 行きました。
<4月7日の食事>
朝:チキンのトマトヨーグルトほっこり煮の残り ミニフランスパン コーヒー
昼:博多カレー屋ジローのとんこつカレー @東急百貨店・吉祥寺店 催事場
夜:もり山の唐揚げ チャプチェ ブロッコリーを茹でたの ごはん

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物欲を解放させて参りました。
吉祥寺にて。

何があったかと言えば、吉祥寺の東急百貨店にて熱い催し物が繰り広げられていたのである。
ストーリーが面白いだけでなく、全国の美味しいもののお取り寄せカタログとしても優れているマンガ『おとりよせ王子 飯田好実』。
そのマンガに打ち震えているのは以前も書いた通りだが、なんとこの度、登場した美味しそうなあれやこれやが買えるイベントが行われるというのだ。
登場した全部じゃなくても、おおまかな商品が一堂に会するなんて機会、そうそうないだろう。
そりゃあ、行きますよ!と、念のためお金を下ろして同居人と共に吉祥寺に向かったのだった。

(余談だが、東横線と副都心線が繋がって東横線のホームが地下深くになったことにより、吉祥寺に行きにくくなってしまったと判明。
いつも渋谷で東横線から井の頭線に乗り換えているのだが、ホーム間が断然遠くなった)

強い風を受けながら歩いて吉祥寺、東急百貨店、催事場は8階。
効率よくまわるためにイベントのチラシを手に取れば、今回の『おとりよせ王子』の実売イベントは、『諸国名店とうまいもの大会』というイベントの一環であるらしい。
全国津々浦々の「うまいもの屋さん」が沢山集う中、各店において『おとりよせ王子』に登場した商品が作者・高瀬志帆先生の色紙付きで紹介されている案配だ。
メーカー単位で出店していない商品に関しては『おとりよせ王子』特設のブースで取り扱っていたのだが、ことごとく完売の札…。
その時、時刻はまだ12時台。
『おとりよせ王子』の根強い人気がうかがえる。

さて、食事としよう。
イベントのことはざっくりとしか調べてこなかったのだが、作品に登場するものが実食できるスペースがあるというのは調べ済みだ。
「博多カレー屋ジローのとんこつカレー」。
5月に出るコミック刊に登場する商品らしい。
…ということで、「あの時読んだ美味しそうなアレか!」という感慨を持って食べるのではなく、「後に飯田くんの解説つきでおさらいすることになる、美味しいもの」という接し方。

これが、美味しかったのです。
市販のルーの発達のおかげで、カレーというものは「誰が作ってもだいたい美味しいもの」であり、「どこで食べても美味しいもの」と化しつつあるが、「ひときわ美味い」カレーってあるのだな。
が、どう美味いかは中々筆が追いつかず。
飯田くんの解説を待つこととしましょう。

さて、腹ごしらえののちは、買い物だ。
食事のあとに買い物という流れにしたのは訳があって、「食欲が満たされていれば、物欲も最小限に抑えられるだろう」と践んでいたのだ。
必要以上に買わないようにしようと。
甘かったですね。
その後は、試食~購入の無限ループだ。
だって何でも美味しすぎる。
結局は予想以上に買ってしまって、しまいには試食を勧められないよう、売り子さんと目を合わさないようにしたほどだ。
買わずにいられる自信、ないもの…。

そして、帰ってから夕食に登場したのは「もり山の唐揚げ」。
肉に味が付いた状態で冷凍されている、「塩だれ部門No.1」の商品である。
さすが美味い!
が、当方、「揚げ」が大変に苦手だと自覚している身。
ちゃんと上手く揚げられているかはなはだ自信が無く、調理済み商品も売っていたから、そちらも買ってくればよかったかな…。

この日、催事場で使ったお金は8000円超。
食材を買うために一日で使ったお金としては、もちろん最高額である。
計算して肝を冷やした。

こののち、少しずつご紹介したいと思います。

サワークリームの学習

2013-05-16 19:20:14 | 作りました。
〈4月6日の食事〉
朝:フランスパンにきんぴらごぼうとカッテージチーズ コーヒー
昼:トマトカレー 牛乳
夜:チキンのトマトヨーグルトほっこり煮 バターライス サラダ ビール

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さて、〈明治ブルガリアヨーグルト レシピひろがるプレーン〉の話だ。
このヨーグルト、ざっくり言うと「めちゃめちゃ硬いヨーグルト」である。
「濃厚ギリシャヨーグルト」や、水切りしたヨーグルトを食べたことがある人は、あれを想像してもらえれば分かりやすい。

硬いと、どう便利なのか。
料理に使いやすいというのだ。
板状にカットすることも出来るから、スライスしたトマトと重ねて並べてオリーブオイルを回しかけて…という、カプレーゼにおけるモッツアレラチーズのポジションで使えるのだ。
おまけにチーズよりも遙かにカロリーは低いし。
(風味はまったく違うけれど)

といったものを見れば、当然関心は深まる。
色々検索したある日に見たサイトでは、大々的にこの「レシピひろがるプレーン」を使ったレシピが紹介されている。
中の一つに、大いに作りたい欲をかき立てられた。
そこで作ってみたというのが今回の話。

彼の心を離さない! “ヨーグルト”を使った絶品ヘルシーレシピ

…ええと、すみません、そんな表題だとは…。
そういう魂胆を抜きにして、美味しそうだったのですね。
私が惹かれたのは、2つめ、「チキンのトマトヨーグルトほっこり煮~バターライスで~」になります。

簡単に説明すると、まず鶏肉をヨーグルトに漬け込む。
詳しくは載っていなかったのだが、肉を軟らかくする効果があるのだろうか?
漬け込んだあとの肉は、表面がしっとりと柔らかく感じた(と、効果も知らずに、全部鵜呑みにして行動しております)。

ヨーグルトを洗い落とした肉を、フライパンで焼く。
その肉は上げておいて、そのフライパンでニンニクをバターで炒めたのち、薄切りにしたタマネギをしんなりするまで炒める。
その後しめじを追加、それらが炒められたら鶏肉を戻し、トマト缶、バルサミコ酢、ローリエ、塩、胡椒を入れて煮込む。
その後ヨーグルトも入れ、だまがなくなるまで混ぜ、更に煮込む。

ここでのヨーグルト、「サワークリームを使ったレシピの応用」であるらしい。
私は今までサワークリームを使ったことがないのだが、サワークリームを使った料理とはこういったものなのだな、ということまでうっかりと学んでしまった格好だ。

さてさて、お味。
途中で味を見て、塩気がもうちょっと欲しくて醤油を垂らしたりもしたのだけれど、予想通り美味い!
が、元々「煮込んだトマト味」が苦手な同居人からの評判は芳しくない…。
こういう場合、レシピとは配合を変えるのも考慮にいれないといけないなあ…もう少し、トマト缶を減らしても良かった。
総合すると、「うちの好み」にするには改善の余地あり。
けれど、ご馳走メニューを開拓できてよかった!

「おかずの材料」としては使い慣れない食材ゆえ、個人的な思いつきで使うのは少々腰が引けるが。
色んなレシピを参照して、自分のモノにしたいなと思う。

適温の嬉しさ

2013-05-11 00:32:44 | DPZのお導き
〈4月5日の食事〉
朝:クリームシチュー プチフランスパン コーヒー
昼:クリームシチュー 枝豆ベーグル(ロンシェールで購入)
夜:ほうれん草とチキンのカレー プレーンのナン チャイ @スルターン/飯田橋

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デイリーポータルZを見て、物欲が疼いた。
買うでしょう、これ。
そうして我が家にやってきたのは、真空断熱フードコンテナである。

デイリーポータルZ:今、個人的に真空断熱フードコンテナが熱い

(ちなみに、記事に出てくるメーカーのものではなかったはず)

この記事中で筆者の松本さんは、冬山でも温かい食べ物が食べたいと思ったのがきっかけで、これを導入したと仰っている。
保温性の高さを利用して、簡単な調理もできるというのも魅力的だ。
だが私はそれ以上に、汁物の持ち運びにうってつけではないか!というところに強く惹かれた。

カレーやシチューなんかは粘度が高いから、持ち歩くには難儀しない。
問題はシャバシャバの汁物である。
具体的には豚汁。
ついつい鍋一杯に作ってしまうが、一食で食べるのはせいぜい1~2杯。
増してや、昼と夜は職場界隈で食べることが多い身。
一度作ってしまうと、3~4日は「朝に、キャパ以上に頑張って」食べることとなってしまう。
豚汁、持ち歩けたら最高ではないか。

そう思っていながら、コンテナを導入後初めて詰めたのは、クリームシチューなのだが。
沸騰するくらいまで温め直したのち、ボトルにたっぷりと詰め、昼に食した。

これが、想像以上に優れものであった。
カンカンの熱さがそのまま保持されるという訳ではないが、食べるにはちょうどいい温度だ。
レンジで温めた時のように、加熱にムラがあったりソース分が焦げたり…ということから回避できるのも嬉しい。

そして、匂いや汚れ。
これは個人的には棚ぼたの特徴で、プラスチック製の容器だと、匂いが移ったり汚れが中々落ちなかったりと結構厄介だろう。
これは本体が金属製なのでその心配がない。
蓋はプラスチックだが、思い切り上下に振るわけでもないから、料理が少しぐらい上蓋に触れたところでたいしたことはないし。

尚、パッケージにはこれを使ったレシピブックも付いていて、載っていた温泉卵を後日作ってみた。
容器に熱湯を入れて前もって温めたあと、そのお湯を捨てて、卵と熱湯を再度入れ、蓋をして待つこと20分ほど。
とても綺麗な温泉卵が出来上がり、感動した。
普通のやり方で成功する自信がないので、もうこれを使うことに決定だ。

と、非常によい働きをするこのコンテナ。
導入して正解であった。

倒錯

2013-05-09 12:54:17 | 食雑記
〈4月4日の食事〉
朝:ミルクパンにジャム コーヒー
昼:蟹クリームスパゲッティ(レトルトのパスタソース使用)
夜:ハンバーグ サラダ クリームシチュー

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私は今現在、ネット上のアイコン(Twitter、Facebook、Tumblr、それからこのブログもそうだ)を共通のものにしている。
それがこちらのキャラクター。



これは、沖縄のパン・菓子メーカーのオキコが出している「オキコラーメン」のパッケージについているもの。
可愛くて気に入って、それ以来あいこんとして拝借している次第だ。

ちなみに「ラーメン」といえど、全国で知れ渡っているもので近いのは、ベビースター。
ああいったスナック菓子で、ただベビースターよりも塩気が強めなのが、南国らしいなあと思う。
(汗かいたらミネラル分が失われるから、補給しないとね)

こちらの商品、他の地方ではおいそれと目にしないと思う。
私も都内では地方物産などを扱うお店でしか見たことがなく、そこで買った。

そうそう商品を見かけず、けれど自分のアイコンとして、とても親しんでいる。
下手したら鏡に向かう自分の顔以上に、一日に何度も見ている。
すると何が起きるかといえば、オキコのキャラ=自分、に思えてくるのですね。

その状態で、どこかの店で対峙する。
「私が売られている!」という気分になる。
買えば「私を買った!」、食べれば「私を食べている!」。
更には、空いたパッケージをゴミ箱に放り込む際に胸に去来するのは、「私を捨てている…」だ。
これを倒錯と呼ばすして何と呼ぼう。

だがまあ、何とはなしに楽しいのである。
皆さんも、レアなキャラクターを見かけたら、是非ともアイコンにしてみてください。
倒錯めいた気持ち、中々癖になりますよ。


好きな魚類を聞かれたら〆鯖って答える

2013-05-08 10:55:05 | 行きました。
〈4月3日の食事〉
朝:パンケーキにブルガリアヨーグルトのレシピひろがるプレーン ジャム コーヒー
昼:お弁当(ごはん、鶏と野菜の炒めもの、ピーマン入り卵焼き、きんぴらごぼう)
夜:ホタルイカと刺身の盛り合わせ サラダ 〆鯖と菜の花の辛子あえ タケノコを焼いたもの 日本酒いろいろ @樋川/大岡山

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〆鯖と、菜の花の辛子和えを和えたものというのは、こんなに美味しいのか。
新鮮なタケノコを焼くと、とうもろこしのような甘さなのか。
…等々。
今回も美味しい食事を沢山いただきました。
ごちそうさまでした。


リベンジ・オン・パンケーキ

2013-05-08 10:30:11 | 作りました。
〈4月2日の食事〉
朝:ミルクパンにブルガリアヨーグルトのレシピひろがるプレーン、ジャム
昼:パンケーキにツナ、レシピひろがるプレーン
夜:野菜スープ ビール ポテトチップス

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商品名をしっかり書くとステマみたいだなあ…(むろんのこと、何もない)
で、「ブルガリアヨーグルト レシピひろがるプレーン」のことは、また後日に。

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代休であった。
一人で過ごす平日の昼だ。
こういう時こそ、あれの出番なんじゃないか。
そう、以前触れた“誰でも上手く焼けるパンケーキ・ミックス”である。

さて、それはどこで買ったどういう商品であるか。
それは秘密だ。
何で秘密かって、そのミックスの製造販売元にご迷惑がかかるからである。
すなわち、上手に焼けなかったんである…。
(なので、記事中で触れたラジオを聞いたり著書をお持ちの方は分かってしまうかと思いますが、どうぞ胸にしまったままでいてくださると助かります)

失敗を端的に述べると、焦げました。

きつね色と言うにはあまりに黒い、ホルスタイン種の牛の毛の黒いところくらいの色になってしまったのは、フライパンの温めすぎのせい。
ついついいつもの癖で、カンカンに熱くなるまで温めてしまったが、ことパンケーキを焼く段においては過剰だったようだ。
製品についていたレシピには「片面5分」という記述があったが、ものの1分そこらで真っ黒。
そこから中々温度は下がらず、他の出来も似たり寄ったりである。

計3枚焼いたうち、一番マシだったのが、写真のものになる。
これでも、である。
おまけに成形も汚い。
それをこういう風にブログで残そうとするなんて、自虐的にもほどがある。

後日実家に戻った際、たまたま母がホットケーキを焼いてくれた。
熱くなりすぎたフライパンは、濡れたふきんの上に乗せ、温度を下げていた。
そうして出来たホットケーキは、成形も焼き方も申し分ないものであった。
そうか、こうやるのか。
まだまだ知らないことは沢山ある。

その時のミックスの残りは結局上手く焼けなかったのだが、実はもう一袋、ミックス粉を買っている。
その時は見てろよ、と誰へということもなく、宣言するのであった。


いただいてしまいました。

2013-05-07 10:42:43 | いただきました。
〈4月1日の食事〉
朝:チーズトースト コーヒー
昼:お弁当(ごはん、鶏と蓮根のゴマコチュ炒め、野菜炒め)
夜:トマトとモッツァレラのパスタ @パスタの店SPIGA・飯田橋店

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ようやく4月の内容とか

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3月30日・31日と、お会いした方々から、立て続けに食べ物をいただいてしまいました。
今回はその紹介であります。


桜のギモーブ



これぞ、ギモーブって何だ?という論題のきっかけになったもの。
お土産兼バレンタインデーのお返しとして、N間くんより。
まず、見た目が華やか。
桜を形どっており、表面もソメイヨシノのような薄紅。
二重構造になっていて、中の濃いピンク色の部分が透けてそう見えているのかもしれない。
マシュマロといったらとにかく柔らかいものだと相場が決まっているが、これはサックリした食感。
楽しみながら、美味しかった!


カバの形のウェハースチョコ



こちらもお土産兼バレンタインデーのお返しとして、Iくんより。
ドイツ製で、全体はカバの形。
しかも下半分が茂みで隠れているかのような意匠で、凝っております。
そのカバの土台を最初モナカかと思って「えっ、ドイツにもモナカってあるの?」と驚いたけど、ウェハースですよね、ドイツだもんね…。
中はチョコクリームとろり、これまた美味しかった!


ブルーチーズ&クラッカー



誕生日プレゼントのお返しとして、Hさんより。
(Hさんからは、その他に心が晴れるような素敵な食マンガもいただいたのだが、それはまた後日。)

酒のアテとして、ハチミツを垂らしてちょびちょびと。
そして、サンドイッチの具にしたり。
ああ、コクうま。
美味しくいただいております。


皆さん、ありがとうございました!

共感深々

2013-05-02 11:21:22 | 行きました。
〈3月31日の食事〉
朝:-
昼:珊瑚礁のドライカレー(レトルト) ごはん
夜:ビールやらマッコリやら ごま豆腐二種 牡蠣のスモーク オムレツ バーニャカウダ @ごまや・新宿店

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かつての同僚であり友人であるHさん・Iさんと、夕食へ。
1年に1度はその会社界隈の集いを催すけれど、毎回全員が参加できるわけではない。
何人か欠員ありつつ、この3人が顔を合わせたのは2年ぶりにもなるのか。

比較的年齢が近く、また同じ職業である。
つもり積もる話はあれど、どうしても仕事絡みの話になってしまう。
上司と私だけで同僚というものがいない私にとって、そういう場というのは大変にありがたい。
悩みとまではいかないけど、何とももやもやする…そういった心情が伝わること、共感をもって聞けること。
ものすごく嬉しい。

飲食がとても好きな私達ですから、話しつつもしっかり食べて店を出た。
2種のごま豆腐美味しかったなあ。
また行こう。
そしてまた集いましょう、皆さん。

ひとのカレー

2013-05-01 10:29:43 | いただきました。
〈3月30日の食事〉
朝:チーズのパン、コーンのパン(けやき坂ベーカリーで購入) トマトジュース
昼:ごはん 鰤の醤油麹漬け焼き ほうれん草の卵焼き 茹でスナップえんどう 海苔の味噌汁
夜:Nカレー サラダ マテ茶鶏のオリーブオイル漬け 金麦

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何かちゃんとした呼び名はないもんかと思うが、定期的に繰り広げられる旧同僚・後輩連合との集いであった。
この日の目的は、N村君の誕生祭、そしてカレー。
N間くんに「俺カレー」を作ってもらうんである。

あれは、前回の集いでのことだった。
最近はよく自炊をしていて、鍋にたっぷりとカレーを作るのだと、N間君が語り出したのであった。
使うのは市販のルーだが、こだわりの作り方があるらしい。
ではそれを今度作ってもらおうと相成ったのであった。

当日、買い出しにもアシスタントとして私も着いていった。
具はスタンダードに、肉・玉ねぎ・にんじん・じゃがいも。
ただし、いつも肉は豚バラブロックと鶏ももの二種類入れているとのこと(今回は豚と、会場となったN村君が買い置きしていた牛肉を使用)。
ルーのこだわりは、少しハヤシライスのルーも使うことだという。
ちなみに、カレーの方は「こくまろ」がお好みである。

調理に取りかかる。
野菜を切る手伝いもした。
皮を剥いたら、具は大きめに。
しかし、下準備や生ゴミの取り扱いにおいても、それぞれの流儀があるのが面白い。
私はいつも、玉ねぎは全て皮を剥いてから切っていたのだが、N間君の場合は、茎と根部分を切り落として、更に縦半分にしてから皮を取り除くのである。
それだとあっと言う間に皮が剥がれるから、何とも便利。
今までちまちまと皮を剥いていた自分が何とも恥ずかしい。

具の準備が出来たら鍋へ。
ここでのポイントは、野菜を炒めないこと。
まずは玉ねぎを鍋底に敷き、その他の具を重ねてゆき、とろ火で煮込んでいくのだ。
といっても具の水分だけで煮込むのではなく、ある程度火が通ったら水も投入。
このやり方だと、余分な油を使わずに済んでいいですね。

あとの調理はお任せ、出来上がりを待つ。
いい匂いがしてきて、さあ晩餐だ。

具はホクホク、そこにカレーがしみて美味しい。
私は普段、ルーに溶けるのが嫌でじゃがいもを入れないのだが、鍋をあまりかき混ぜずに作るN間君流ならその心配もいらないのだなあ。
かすかに感じるトマト味は、ハヤシライスのルーから来ているのだなあ。
全ての行為に意味があるんだなあ。
勉強になりました!

H子とN君が作ったサラダ、そしてバースデーケーキもいただいて、お腹もいっぱい。
ご馳走さまでした!

次の集いも楽しみです。