三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ひとのカレー

2013-05-01 10:29:43 | いただきました。
〈3月30日の食事〉
朝:チーズのパン、コーンのパン(けやき坂ベーカリーで購入) トマトジュース
昼:ごはん 鰤の醤油麹漬け焼き ほうれん草の卵焼き 茹でスナップえんどう 海苔の味噌汁
夜:Nカレー サラダ マテ茶鶏のオリーブオイル漬け 金麦

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何かちゃんとした呼び名はないもんかと思うが、定期的に繰り広げられる旧同僚・後輩連合との集いであった。
この日の目的は、N村君の誕生祭、そしてカレー。
N間くんに「俺カレー」を作ってもらうんである。

あれは、前回の集いでのことだった。
最近はよく自炊をしていて、鍋にたっぷりとカレーを作るのだと、N間君が語り出したのであった。
使うのは市販のルーだが、こだわりの作り方があるらしい。
ではそれを今度作ってもらおうと相成ったのであった。

当日、買い出しにもアシスタントとして私も着いていった。
具はスタンダードに、肉・玉ねぎ・にんじん・じゃがいも。
ただし、いつも肉は豚バラブロックと鶏ももの二種類入れているとのこと(今回は豚と、会場となったN村君が買い置きしていた牛肉を使用)。
ルーのこだわりは、少しハヤシライスのルーも使うことだという。
ちなみに、カレーの方は「こくまろ」がお好みである。

調理に取りかかる。
野菜を切る手伝いもした。
皮を剥いたら、具は大きめに。
しかし、下準備や生ゴミの取り扱いにおいても、それぞれの流儀があるのが面白い。
私はいつも、玉ねぎは全て皮を剥いてから切っていたのだが、N間君の場合は、茎と根部分を切り落として、更に縦半分にしてから皮を取り除くのである。
それだとあっと言う間に皮が剥がれるから、何とも便利。
今までちまちまと皮を剥いていた自分が何とも恥ずかしい。

具の準備が出来たら鍋へ。
ここでのポイントは、野菜を炒めないこと。
まずは玉ねぎを鍋底に敷き、その他の具を重ねてゆき、とろ火で煮込んでいくのだ。
といっても具の水分だけで煮込むのではなく、ある程度火が通ったら水も投入。
このやり方だと、余分な油を使わずに済んでいいですね。

あとの調理はお任せ、出来上がりを待つ。
いい匂いがしてきて、さあ晩餐だ。

具はホクホク、そこにカレーがしみて美味しい。
私は普段、ルーに溶けるのが嫌でじゃがいもを入れないのだが、鍋をあまりかき混ぜずに作るN間君流ならその心配もいらないのだなあ。
かすかに感じるトマト味は、ハヤシライスのルーから来ているのだなあ。
全ての行為に意味があるんだなあ。
勉強になりました!

H子とN君が作ったサラダ、そしてバースデーケーキもいただいて、お腹もいっぱい。
ご馳走さまでした!

次の集いも楽しみです。



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