三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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スモっちの美徳

2013-05-24 10:25:48 | こんなものを食べてみました。
〈4月10日の食事〉
朝:バゲット(ロン・ポワンで購入) カレー
昼:玄米にカレー
夜:チーズのパン2種(ヴィド・フランスで購入) コンソメスープ(ファミリーマートで購入)

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さてさて、吉祥寺のおとりよせ王子イベントで購入したもののあれこれ。

まずは、「スモっち」。
山形県の半澤鶏卵というメーカーによる、燻製のゆで卵である。
卵は半熟。

今まで、ゆで卵の燻製を食べたことはある。
が、私が食べたものって、固ゆでばかりだ。
半熟の卵を燻製にって、出来うるものなのだなあ。
燻製の薫りが立つ卵を、真っ二つにすると黄身がとろっと溢れ出る様は、完全に未体験ゾーン。

燻味がついた半熟卵が不味いはずもなく、その時買った4個は、せっせと食べ終わらせてしまった。
『おとりよせ王子』では、そのまま食べても美味しいこれを、アレンジして食べてこそおとりよせ名人!っていう紹介のされ方だったのに、結局剥いて食べただけである。

このあと、実は山形県のアンテナショップに行き、10個をリピート購入した。
(これだけ買ってしまっても、真空パックされていて、賞味期限が長く取ってあるのも素晴らしい点。)
こんだけあれば、アレンジして食べる方にも回せますよね。

という訳で、うち2つを、漫画でも紹介されていたポテトサラダに混ぜるレシピを試す。
ポテトサラダにゆで卵というのがまず美味しいのに、それが燻されていたらどうなるのか。
やるね、燻製香!である。
一気に凝った料理の出来上がりとなった。

特筆すべきは、これを使ったチーズトースト。
食パンの上に、さっくり崩したスモっちを載せる。
その上に溶けるチーズを被せ、トースターで焼くだけ。
お好みで、この上からパセリなんかを散らしてもよいでしょう。

これがびっくりするほど美味しい。
香りというものは、温度が高いほどより強く感じられるという(あ、味もそうだ)。
トースターで温めることによって、燻製の薫りがより際立つのですね。
おまけに燻製香といったら、チーズとも相性ばっちりな訳でして。
朝からこんな贅沢していいの、という一品であった。

以上、そのまま食べてもよし、アレンジもよしの逸品。
また買うに違いありません。