三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

サンド思い出す

2012-04-06 21:19:35 | 行きました。
〈3月20日の食事〉
朝:ビオカフェのチャイベーグル コーヒー
昼:チキンサンド オレンジティー @アフタヌーンティー ティールーム 二子玉川店
夜:玄米ご飯 鯖のゴマみりん干し(買ってきたもの) ニンジンのおひたし 白菜とアオサの煮物 タマネギの味噌汁

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アフタヌーンティーのティールーム(カフェ)に行くと、いまだに一番初めに行ったときのことが思い出される。
それほど印象深かったのだ。

あれは何年前だろうか。
上京して間もない頃だったように思うから、となると10年ほども前になるのか。
妹と、池袋の東武デパートに行ったんである。
池袋東武は婦人靴の品数もサイズも豊富だから、それで行ったのではなかったか。
そういった経緯で買い物をし、歩き疲れた体を引っ提げて、目に留まったアフタヌーンティーのティールームに入ったのだった。

食事がまだだったものの、歩き疲れがたたって、そこまで食欲が湧いていなかった。
メニューを見れば「チキンサラダサンド」の文字が目に留まり、サンドイッチなら軽く済むだろうと、二人ともそれにしたのである。

しばらくして運ばれてきたそれに、呆気にとられた。
オーダーが間違って伝わったのかと思った。
が、想定できる具と、目の前のそれは一致するのだ。
かなり大振りのボウルに、レタスをはじめとする野菜がたっぷり。
チキンと、それから縦横5cm程度にカットされたパンの姿が確認できた。

そうか、アフタヌーンティーにおける「サンド」はこうなのか、とようやく理解できた。
考えたら「サンドイッチ」って元々は人の名前で、「サンド」は「はさむ」って意味ではないよなあ、と妙に納得したのを覚えている。
美味しかったけど、予想以上のボリュームに四苦八苦したのも今やいい思い出だ。

そんな経験のおかげで、このメニューは野菜をとにかく食べたい時にはもってこいと、我が脳内にインプットされた。
だから野菜をとにかく欲していたこの日は、喜んで食べた。

最初の一口を覚えているメニューがあるのはいいなと思いながら、筆を置こう。

謙信と私

2012-04-06 11:20:06 | 食雑記
〈3月19日の食事〉
朝:ビオカフェのチャイベーグルにクリームチーズをはさんで コーヒー
昼:トマトとチキンのサンドイッチプレート(+サラダビュッフェ、フライドポテト、ピクルス、コーヒー) @Ao青山内 ケユカカフェ
夜:お弁当(玄米ご飯、鶏と野菜の塩麹炒め、卵焼き、じゃがいもとニンジンのコンソメマスタード炒め)

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先日、謙信という酒を飲んだ。
新潟のとても美味しい地酒である。

上杉謙信から名前を拝借していて、上杉謙信は今でいう新潟あたりの武将なんだな…というところまでは想像できた。
が、上杉謙信がなにをしたか分からないぞ、と気づいてしまったんである。

言い訳をすれば、もう15年ほど学問から遠ざかっているし、高校では世界史取ったし…といったところなのだが、小学校・中学校と繰り返し日本の歴史を学んでいるから刷り込まれていておかしくないし、高校でだって、世界史をとった生徒も受験対策で簡単な日本史を学んだはずなんである。
つまりは単純に忘れてしまったのである。
上杉謙信を知らないのは、何となくまずいのではないか。

そう思って、ひとまずウィキペディアで検索してみる。
武田信玄と川中島で戦いをしたとある。
こうして調べたで、じゃあ武田信玄って何した人だっけ?今でいう山梨あたりの武将ってのは知ってるけど…と、呆れるほどに無知の嵐だ。
自分がここまで歴史を知らない人間だったとは。

これはもう一度歴史を勉強しといた方がいいだろう、歴史の教科書を買うべきではと思っていた矢先。
聞いていたラジオにて、山川出版社より「もう一度読むシリーズ」という大人向けの歴史の教科書が刊行されていると知った。
山川出版社って、高校のとき使っていた世界史の教科書の出版社だ。
懐かしさも手伝い、早速買いに行ったのは言うまでもない。

余談だが、ウィキペディアでの上杉謙信の情報によると、塩分の摂りすぎが死の原因であるという説があるらしい。
味噌を肴に酒を飲むのが好きだったのだという。
…それ、私と一緒じゃないか。

歴史をもう一度学ぶとともに、塩分摂りすぎに注意したい所存である。