三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

馬の絵が指し示すもの、それはおっさんへの愛ある眼差し

2012-04-08 18:39:59 | 食雑記
〈3月22日の食事〉
朝:ピザトースト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、肉野菜炒め、ニラの玉子焼き、もやしの食べラー和え) イチゴヨーグルト
夜:ローソンのタニタ弁当

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また携帯の話だ。
申し訳ない。

今度はドコモの絵文字の件である。
って、他の会社の携帯を使ったことがないので分からないのだが、ニコニコした顔や太陽の絵なんかが全角一文字分で表現されているアレってドコモ特有のもので、他の会社の携帯では表示さえはするけれど、入力はできないもんなんですよね?
ということで進めさせていただこう。

で、その絵文字なのだが、大きく変わったメール入力画面を見ていた折りに、「この絵文字っていつ使うんだろう?」というかねてからの疑問が、またたび湧いてきたんである。
その絵文字とは、「馬」である。
馬の横顔の頭部のみが表現された記号だ。
これは、いつ使うんだろうか。

他の動物たちの使いでを考えてみよう。
犬や猫は、人間の暮らしに深く関わる生き物だから、あって然りである。
また、メールを可愛らしくデコレーションするのにも有効な愛らしい生き物であり、ヒヨコやペンギンもそういったポジションだろうか。
豚は、おどけたり、あーあやんなっちゃうな~といった気持ちにうってつけだろう。
カタツムリが示すのは、スローであること、もしくは電車の遅延など。
魚は、水族館に行くかまたは魚が美味しかったのか、観賞されるのか食用なのか、魚の持つ瀬戸際感があらわれ、風刺的ですらある。

そこへきて、馬である。
馬は美しい生き物だが、可愛いとはちょっと遠い生き物だと思うのだ。
だから、可愛らしくデコレーションするのに、馬は有効でないと思う。
また面長の人を揶揄するのに「馬面」という言葉があるように、美しさやかっこよさを賛辞するのに対して「馬」を使ったら、誤解を招く恐れがある。
「牧場に行ったよ~(馬絵文字)」は、ない話ではないが、頻度は低いだろう。

さあ、じゃあいつ使うために採用されたものなのか、という私なりの結論はこうである。
競馬と、馬刺しだ。
一般的に馬と触れ合う機会といったら、これだろう。

「競馬で一万円買っちゃった(馬)」
「こないだの馬刺し美味しかったね(馬)また行こうね(ハート)」
である。
至極おっさんである。
絵文字はオンナコドモに開かれたように見せかけて、おっさんへの優しさも忘れてないのだ。

尚、絵文字には「木馬」もあり、ドコモにおける馬への関心の強さはどういったことか、いささか興味深い。

ちなみにこの文章が何で食ブログに載せられるかって、「馬刺し」一点突破であることを、告白しておく。