三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

溶かして。チョコレート

2012-04-24 22:11:09 | いただきました。
〈3月31日の食事〉
朝:クピドで買ったクルミパン ホットチョコレート
昼:炒飯 チンゲン菜と卵のスープ
夜:チーズとハチミツのピザ シーザーサラダ(以上二点、サルヴァトーレ・クォーモで購入) ウィンナー 白ワイン

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やっと3月末日の日記である。
ただ今4月下旬で、そうなるともはや季節外れでしかないのだが。
まだ3月の内容であるうちに、ご紹介したいと思う。

3月といえば、皆さん、ホワイトデーってもんがありましたよね。
このブログでも、ピエール・マルコリーニでダイエットできんじゃないのというお馬鹿な書き物をしたのだが、今年のホワイトデーには続きがあったのだ。
それが今回の話である。

3月14日から数日経ったあと、事務所をシェアしているOさんから紙袋をもらった。
はて?と思っていると、ホワイトデーの贈り物だという。
そうか、しばらく会ってなかったんだ、と気付く。

そしてOさん、「言いにくいんだけどさあ…お願いがあるんですけど…」とモジモジし出す。
何かと思えば、私にくださったモノを、試しに味わってみたいのだという。
Oさん、つくづく可愛い人である(笑)

いただいたものは、神楽坂にある「Leonidas」というお店のホットチョコレート。
通りかかる度に気になっていたお店なのだとか。
そして、ホットチョコレート。
実は私も飲んだ事がない。
確かにこれは気になる。
早速試してみましょうか、事務所で。

封を解いて、作り方を確かめる。
80℃に温めた牛乳に、カップ一杯分に対しチョコを一粒入れ、溶かすとある。
本来なら鍋を使って温めると良さそうだが、ここは簡易的に電子レンジで。
カップに牛乳を入れ、チンしてチョコレート
の塊を一粒落とす。

尚、いただいたのはキャラメル風味とカプチーノ風味の二種。
ピラミッド型のチョコレートのセンターに、粉末状の各フレイバーが入っている仕組みだ。
なるほど、全部がチョコレートであるよりも溶けやすくなっているのだ、と合点。

スプーンを回し続けて、すべてがほぐれたあたりで飲んでみた。
これは、美味しい…!

私はココアとホットチョコレートとの差を、脂肪分の有無なのだと認識している。
すなわち、カカオからカカオバターを取り除いたものがココアであり、両方を含むものはホットチョコレートであるのだと。
そんな違いを、舌で、喉の奥で、知覚した。
滑らかである。
牛乳や豆乳でいれるココアよりも、更に濃厚でしっかりした味だ。
単なる呼び方の違いではないのだと、見知った格好だ。

いただいたこれを月末にも飲み、そしてまだ残りはあるのだが、季節外れになるどころか、むしろ今尚温まりたい体に作用してくれて驚愕しきりだ。
それだけ寒い春だったということなのだろう。
暖かくなれ、と思う一方、長く楽しめるのはありがたい。

最後に。
これをくださったOさん、ありがとうございました!