<12月8日の食事>
朝:りんご豆乳オートミール コーヒー
昼:お弁当(麻婆豆腐丼)
夜:お弁当(玄米ご飯、牛肉野菜巻き、ニラ入り卵焼き、カボチャの煮物、プチトマト、もやしとサヤエンドウのカレー炒め)
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行く頻度の少ない外国料理のお店に行くと目新しい料理に目がいくから、従って昔から知っているような料理って、何年も食べてないな、という事態に陥りがちではありませんか。
要するに、私にとって麻婆豆腐がそれで、中華料理にあまり行かない上に物珍しいものに惹かれるタチだから、気が付けば何年も食べていないのであった。
(余談だが、だからと言って餃子を避けて通っていないので、宇都宮出身者としての性を感じる)
そして何年も食べないうちに、味に関する記憶までもがどうも朧気だ。
余ってしまった豆腐の使い道を考えて麻婆豆腐はどうかと思いついて、だがしかしどんな味してたっけ、と敢えてレシピには頼らず、だいたいの予想で作りましたよ、というのが今回の話。
だいたいが麻婆豆腐って、料理が今よりもずっと下手だった頃、「麻婆豆腐の素」みたいなのを使って作る料理だったのである。
味付けに関する知識が、忘れたというより無いに等しい。
無いなら無いで、食べたものの記憶を奥底から手繰り寄せると、辛味と旨味やコク、少しの甘味で構成されていたように思う。
ならば、と味付けのベースを中華味の素、甜面醤と豆板醤、砂糖に頼ることにした。
そして、ニンニクとショウガ。
控えにはオイスターソースも一応の用意。
どうしようもない味の物が出来たらオイスターソースで誤魔化してしまおうという算段である。
豆腐の他の具材は、ニラと長ネギ、冷凍庫にあった鶏ムネ挽肉。
これらを胡麻油で、上記のように味付けて、さあどうにかなってくれ!
で、まあ味付けはどうにかなったのであるが、最後の最後で失策した。
片栗粉でトロみをつける筈だ、とこれだけはバッチリ記憶にあった過程、まあ見事に片栗粉を入れ過ぎたのだ。
トロみ、なんていう可愛げのあるものは姿なく、然るべき液状部分のない、それらは凝固してしまった、なんだこのサムシング。
これはトロみではなく、ドロみと呼ぶに相応しい。
してその食べての感想はといえば、味だけを言うなら家庭料理としては、まあ成功と言えよう。
しかし凝固したなんとも言えない物体Xが、麻婆豆腐を食べているという感覚を阻止する。
即ち、失敗かなー、って。
と、古いものを食べているから腹が丈夫だという自慢のあとは、失敗料理の紹介と本当にしょうもないブログなのだが、色々ひっくるめてこれが私なのです。
朝:りんご豆乳オートミール コーヒー
昼:お弁当(麻婆豆腐丼)
夜:お弁当(玄米ご飯、牛肉野菜巻き、ニラ入り卵焼き、カボチャの煮物、プチトマト、もやしとサヤエンドウのカレー炒め)
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行く頻度の少ない外国料理のお店に行くと目新しい料理に目がいくから、従って昔から知っているような料理って、何年も食べてないな、という事態に陥りがちではありませんか。
要するに、私にとって麻婆豆腐がそれで、中華料理にあまり行かない上に物珍しいものに惹かれるタチだから、気が付けば何年も食べていないのであった。
(余談だが、だからと言って餃子を避けて通っていないので、宇都宮出身者としての性を感じる)
そして何年も食べないうちに、味に関する記憶までもがどうも朧気だ。
余ってしまった豆腐の使い道を考えて麻婆豆腐はどうかと思いついて、だがしかしどんな味してたっけ、と敢えてレシピには頼らず、だいたいの予想で作りましたよ、というのが今回の話。
だいたいが麻婆豆腐って、料理が今よりもずっと下手だった頃、「麻婆豆腐の素」みたいなのを使って作る料理だったのである。
味付けに関する知識が、忘れたというより無いに等しい。
無いなら無いで、食べたものの記憶を奥底から手繰り寄せると、辛味と旨味やコク、少しの甘味で構成されていたように思う。
ならば、と味付けのベースを中華味の素、甜面醤と豆板醤、砂糖に頼ることにした。
そして、ニンニクとショウガ。
控えにはオイスターソースも一応の用意。
どうしようもない味の物が出来たらオイスターソースで誤魔化してしまおうという算段である。
豆腐の他の具材は、ニラと長ネギ、冷凍庫にあった鶏ムネ挽肉。
これらを胡麻油で、上記のように味付けて、さあどうにかなってくれ!
で、まあ味付けはどうにかなったのであるが、最後の最後で失策した。
片栗粉でトロみをつける筈だ、とこれだけはバッチリ記憶にあった過程、まあ見事に片栗粉を入れ過ぎたのだ。
トロみ、なんていう可愛げのあるものは姿なく、然るべき液状部分のない、それらは凝固してしまった、なんだこのサムシング。
これはトロみではなく、ドロみと呼ぶに相応しい。
してその食べての感想はといえば、味だけを言うなら家庭料理としては、まあ成功と言えよう。
しかし凝固したなんとも言えない物体Xが、麻婆豆腐を食べているという感覚を阻止する。
即ち、失敗かなー、って。
と、古いものを食べているから腹が丈夫だという自慢のあとは、失敗料理の紹介と本当にしょうもないブログなのだが、色々ひっくるめてこれが私なのです。