三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ガチョカヴァロと無銭優雅

2010-12-14 08:22:29 | こんなものを食べてみました。
〈12月6日の食事〉
朝:ガチョカヴァロのせトースト 生ハム ヨーグルト
昼前:温泉パン
昼:パストラミビーフサンド コーヒー @ドトール 飯田橋店
夜:温泉パン・キャラメル アロエヨーグルト 紅茶

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昼はドトールで。
チェブラーシカグッズがもらえる対象商品を購入である。
ええ、どんどんこの子に浸食されていってますよー。

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ガチョカヴァロ。
正味なところ、ちゃんと正しく名前覚えられていますか?なくらい、未だにおぼろ気だったりするのだが。
ひょうたん型で、くびれ部分がぎゅっと縛られたチーズなのだが、この度初めて食べた。

このガチョカヴァロ(もう一度言うが、名前を正しく記載出来ていないかもしれない)といえば、思い出す話がある。
山田詠美さんの小説『無銭優雅』である。
主人公とその恋人の男性が行きつけのお店でガチョカヴァロを出され、主人公が恋人の肛門に準えてからかうのである。

…えーと何を言うのか肛門て。
でももちろんえげつない描写なのではなくて、仲良さが伺える微笑ましいシーンでの会話なのですよ。
と、それを思い出すとは中々人には言いがたい話なのだが、作品を読んだ頃にちょうどその特異な形をもってガチョカヴァロを覚えたばかりに、記憶がリンクされてしまったのだ。
そういうことってありますよね。ね?

尚、今回食べたガチョカヴァロは母の北海道土産で、『無銭優雅』は私が去年札幌と函館を移動する間に読んだもので。
こんな風にもリンクした。

ガチョカヴァロは気軽に買えるほど安くはないから次にいつお目にかかるか分からないが、この先はずっとガチョカヴァロをみる度に、北海道と『無銭優雅』のことを思い出すのだろうなと思う。