三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

お陰様の肉巻きキンピラ

2010-12-07 23:45:21 | 作りました。
〈12月2日の食事〉
朝:スモークサーモンのオープンサンド(ベッカライ・リンデのドイツパン使用) りんご コーヒー
昼前:ソイラテ @ドトール祐天寺店
昼:チキンカレーセット(+ナン、サラダ、コーヒー)@スルターン 飯田橋
夜:お弁当(玄米ご飯、キンピラ肉巻、卵焼き、緑野菜炒め、白菜と大根の温野菜サラダ)

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ツイッターはこういう使い方も出来るのか、と知った次第。
レシピのアイディアを拝借できるんである。

単純に、色んな人の弁当写真を眺めるのは楽しいわい、と「obento」でつぶやきを検索していたある日。
「キンピラの肉巻き」なるおかずを作っている人が、思いの外多い事に気付いた。

キンピラの肉巻きって、読んで字の如く、キンピラを何らかの肉で巻いたんだろうなあ。
肉巻きの中身と言えば調理前の野菜やキノコばかりで、既に出来上がったおかずを更に巻くという発想はなかったぞ。
しかし小さく成形されたおかずというのは弁当の一品として向いているし、何より美味しそうだ。
こうして自分の作りたいストックに名を連ねたのである。

機を伺ってこの日。
キンピラを牛モモの薄切り肉で巻いてみることにした。
味付けはキンピラに頼り、肉には少しだけ醤油を垂らす。

したらまあ、予想通りの出来。
私はキンピラを、和食界の雄とすら思うくらいに愛しているから、口に合わない訳がない。
そしてこの味は、肉とも合うのだね。
それらが三位一体となって口内を泳ぐ様といったら。

と、大した手間も掛からずに作れる、定番メニューになりうる一品を開拓できて、大変に満足なのである。
どなたの呟きにあったメニューなのか今や分からないから、ツイッター様様なのだ。

今後もきっとこのように活用する見込みで、次に目指すはサツマイモのバター炒めだ。
(これはお知り合いが作っていたメニュー)
と楽しいので、皆さま、自炊ツィートをどんどん続けて、と思うのであった。

水気斬りまくる候

2010-12-07 10:40:22 | 作りました。
<12月1日の食事>
朝:ブラウモーンのカンパーニュ 豆腐ディップ みかん コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、牛肉とピーマンのトマトオイスター蒸し煮、もやしの食べるラー油和え)リンゴとゆずピールのヨーグルト
夜:お弁当(玄米ご飯、鰆の生姜焼き、カボチャの煮物、小松菜の白和え)インスタント味噌汁

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その日入眠したのは、午前二時を迎えてからだった。
豆腐の水を切っていたからである。

ええと、訳の分からない話を書いていますな。
つまりはこうだ。

私は夜に翌日分の弁当を作る事が多い。
この日は、小松菜の白和えを作ろうとしていた。

ところが、私は水っぽい豆腐が嫌いなのである。
豆腐自体は好きなものの、後から後から水が出てきて味が薄まる仕様には辟易していて、冷奴なんかは滅多に食べない。

だから、念入りに水を切ろうと思ったのだ。
キッチンペーパーにくるんでザルに入れて重しをして、キッチンペーパーを替え重しのウェイトも上げ、約二時間。
そうしてみっしみしに詰まった豆腐を完成させたのだった。

睡眠時間を削って豆腐の水気を切るなんて、だったら白和えなんか作らなければよかったと思う。
だが、作りたい衝動に負けてしまったなら仕方がない。

しかし私は本当に、水気が出てきて味が薄まる食材が苦手なのだな。
今でもそうなのだから、偏食の酷かった幼少期は言わずもがな、そりゃあ生野菜なんて堪ったもんじゃないだろう。
その印象が強かったせいか、サラダを始めほとんどの野菜料理が食べられなかった。
初心者向けのサラダレシピ(ドレッシングは市販のもの使用)に「野菜の水気はきちんと取るのがコツ」と書かれて鼻白んだ記憶があるが、いやいや水分侮りがたし。
お子さんが野菜を食べてくれなくてお困りのお母さん、温野菜にすると少しは変わるかもですよ。

尚、白和えの残りの豆腐は、少しの豆乳とメイプルシロップで伸ばし、パンにつけるディップにしてみた。
木綿豆腐でやるより絹ごしでやった方が正解だと思うけど、結構美味かった事をここにご報告します。