三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ホノカに薫る、いと美味し

2010-12-01 22:24:33 | パン侍
〈11月26日の食事〉
朝:JIYUGAOKA BAKE SHOPのシナモンレーズンベーグル りんご コーヒー
昼:お弁当(チキンとレンコンのサンドイッチ;デュヌラルテのホノカ使用、野菜のトマトオイスター炒め)
夜:お弁当(和風ドライカレー) サラダ 天使のチーズケーキ(以上2点、サンクスで購入)

----------

この日は、携帯を忘れて出勤していたのだった。
すわこのブログの写真掲載の危機か!?と思うも、たまたまコンパクトデジカメを持っていて、ことなきを得た。
はずだったのだが、まさかのピンきていない写真…
携帯で撮るよりも劣る、自分のカメラ能力のなさを、呪いたい…。

さて、そんなこの日に添える文章は、パンを大絶賛するものにしようか。
表参道沿いのビル地下一階にあるデュヌラルテというパン屋。
そこの「ホノカ」というシンプルな食事パンが、物凄く美味しかったんである。
(尚、この写真だと紛らわしいが、左上の画像に写ったパンになります)

いや、食べるのはこれが初めてではない。
それどころか、他のパンはさておいて、ホノカが群を抜いて美味しかった記憶があった。
だから買ったのであった。

しかし、記憶を更に上回る美味しさだったのだ。
むっちんむっちんの歯ごたえは私好みで、粉の味もまた。
美味しいとは思っていたけど、きみ、そんなに美味しかったっけ。
例えて言うなら、美人の友達と久しぶりに会ったら、なんか記憶よりももっと綺麗な人物が目の前に現れて、あっけにとられたような感じか。
余計に分かりにくいか。

このデュヌラルテ、有名なのはキューブ型のブリオッシュなようだが、それよりもホノカでしょう。
キューブ型ブリオッシュをまだ食べたこともないくせに、あまりにホノカの美味さに感動したがゆえ、そう声高に主張せずにはいられないのであった。

不適切な友

2010-12-01 10:51:44 | 作りました。
〈11月25日の食事〉
朝:小松菜と鰯のつみれの煮浸し 五穀米パン(和良のもの) コーヒー
昼:お弁当(ツナアボカドサンド、温野菜サラダ) 調整豆乳 ヨーグルト
間食:みかん
夜:お弁当(玄米ご飯、小松菜と鰯のつみれの煮浸し、はんぺんツナ挟み焼き、卯の花、温野菜サラダ)

----------

おでんに入り切らなかった、鰯のつみれ。
ならば弁当に入れるまでよ、と方向転換するも、普通に焼くのでは面白くない。
今まで作った事のない調理法でいじれないかと活路を見出だしたのが、青菜の煮浸しの具の一部に充てるか、なのであった。

青菜の煮浸し。
ツイッターのタイムラインに、確か「小松菜と油揚げの煮浸しを作った」というポストがあって、食べたくなったのもある。
影響を受けやすい私である。

という経緯により、青菜の中でも小松菜をチョイス。
そういえば小松菜って、今は埼玉に抜かれてしまったらしいけど、それまで東京が生産高一位だったらしいですよ。
江東区に小松という地名があって、その辺りが名産地。
小松菜を使った地産地消アイテムも数多く作っているらしい。
以上、デイリーポータルZで読んだ小松菜豆知識。

さて、そうして作った煮浸しであるが、結論を言えば、さして美味しいものではなかった。
あっさりいきたい青菜の煮浸しの中にあって、鰯のつみれがどうもくどいのである。
個別に食べれば話は別だが、それじゃ青菜の煮浸しの意味ないし。

これが下味のついた加工品でなかったら変わってきたかもしれないが、後の祭りだ。
そして例のツィートが、青菜の友に油揚げを選んだのもしみじみと理解。
味が染みつつ、激しく自己主張しない食材が適切なんだなあ。

ということを学んだこの日。
知らなければならないことは枚挙に暇がない。
だから成功しても失敗しても料理って楽しいんだよなあ、と拳を固くするのであった。