
我家には94歳になる女房の母親がいるんで、年賀状を出すタイミングをギリギリ元旦に届くという12月25日にと、中身自体は事前に作っておいたけれども印刷はその日まで待って、そのまま出来あがったばかりの年賀状を郵便局に持っていった。というのももう25年ほど前に僕の父が亡くなったのは12月27日という押し迫った時で、その当時は年賀状は会社が休みになってからやっとのことで手書きで宛名書きしていたものだから何とか出さずに済んだ、でもそこまでは待てないからと25日に全部仕上げて、今は自宅のプリンターでと楽になりましたなぁ、やはりまだE・メールでといいというわけにもなんて思うやや保守的なジジイなんで。
パソコンはやや新しいものだけどプリンターはかなりの旧式でデカイけれど、これまで何年かの年末だけではあるが立派に役に立ってくれている、これが今ハヤリのタブレット型に代える頃になったらやはり僕も紙での年賀状を卒業するかも、いや年賀状そのものを出さなくなっているかもしれないね、新総理になる安倍総裁の祖父岸信介は長生きの秘訣を訊かれて義理を欠くことだと言ったそうで、より年取ったら年賀状などどうでもよくなるかもしれんな。
今回の挨拶以外の内容は早春から晩秋までに我家や軽井沢の山荘の庭で咲いてくれた地植えの草花たちの写真リストという趣向、少しだけ省いたものやちょうど山荘に滞在していなくて撮れなかったものもあるけれど、ほぼオールキャストに近いはず、2013年はもっと増えるといいですな。
こんなことを書いているときに流れて来ているテレビでは首相指名選挙の投票が終わって票集計中場面が、見ているうちに結果発表があって安倍総裁が衆議院で首相指名されたと、まずはおめでとうございますとなった。新総理は岸信介の孫としてはまだ義理を欠くような歳じゃないからそこまで言い切るほどに自分勝手は困るけれど、自分から体調を崩したみたいなほどに気を配り過ぎるのも政治家としてはマズイのでは、トップは決断力が大切だからテレビなどでの普段の言葉尻の癖が「・・・・・であろうと思います」というように曖昧さを残すようなのが気になっている、前に総理だった時にも同じだったし5年前に辞めた人と変わっていないんでは困るんで。さて一皮むけて逞しくなってくれていることを期待する。