ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

料理屋の床の間飾りであれば定番の伊万里の大皿

2023-09-29 09:12:35 | 工芸絵画骨董

 窓上飾り棚にある尺5寸と我家で最大の伊万里の錦絵皿、実は真っ二つに割れたものを修復したもの、裏からはそれと知れるが表側からはよく見ないと分からない、当然にお小遣い程度の値段で。

 20年以上前、寅さんで人気となった柴又帝釈天に初詣に行った際に、若い主人が始めたばかりという骨董屋を見つけプラッと入り、ひときわ大きい伊万里の皿が目に留まった、よく見れば割れているのだが、肝心の絵のある表はそれが目立たない、当然こういうものは安くなっているし、これだけ大きいものは少ないし、さらにこういう大皿で大正ものはケバケバしい色使いが多いのに、これはそこまでハデじゃないからもう少し古いかなということで買ってきた。

 窓上で目が遠い場所だからキズは全く分からず、置いておくだけでご立派に見えるぞと、図柄は典型的な花鳥図だけれど、金彩も使って細かくシッカリ描きこんでいるから素人目には見栄えする。

 その後数年後にまた初詣に出かけた際にはその店は無くなっていたが、帝釈天は正月は河原の駐車場までが渋滞するから、フーテンの寅さん映画の雰囲気をということだったら普段に出かけたほうがいいようですよ。

 

これも2009年7月からの再掲です、今の僕だったらこういうものは買いません、改めて金継直しするのもこんな大きさだとやる気になりませんし、なりよりも成金趣味だと笑われそうで


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