ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

最近に飲んだワインでまだコメントしていなかったものを

2024-03-23 09:30:30 | グルメ・酒・ワイン

 ここ一か月ちょっとの間に飲んでいて、これまでまだコメントを書いていないワインの僕の好みで勝手な感想コメントを、この中には3本の古いヴィンテージのワインもあります、冒頭写真はその中の1本の最後にグラスに残っていた澱で、古いものほどこれがありますが僕はむしろこれを歓迎します。

①コントラーダ カステッラッタ ヴェスプロ 2002 

  ネットで調べたがこのワインが分からなくて読みはこの Contrada Castelletta VESPRO 2002 をこう読むのかなと

                                  

 地下ピットから出してきた2002年ものイタリアはマルケ産ワインで値札がまだ付いていて2250円は20年ほど前です、ネットで検索できなかったのでラベルのアルファベット表示も上に、このワインのコルクも年数の割には健全であった、味の方もまだ強めに舌とのど越しにアタックしてくる、多少は劣化していると思われるのにまだシッカリ味です、それで二日目に多くを残してみたら、やや丸みと厚みが増して熟成風味もかなり出てきたのでこれは僕の好みになってきた、三日目まで伸ばしてみたが二日目とは変わらず、優雅さがあるという高級感はないが濃さ強さは20年以上でもまだ健在というのはご立派、最後に澱がかなりあったのは熟成が進んでいた証拠、それを軽めのワインに混ぜると美味しいワインになるような、でも普通には澱は敬遠するものかな、冒頭写真がその澱です。

②ヘンリー オフ ベルハム 2021

                                  

 珍しいカナダの赤ワインで長女が向こうから持ってきたもの、これを飲んだのは6人での宴会みたいな夕食時、僕が最初に一杯だけ飲んだだけなので印象は少ないが、北のワインにしてはやや濃いめだったような、でも全体的にはやはり地味な味わい、香りも華やかさとは逆に田舎風といったところ、そんな印象だったような、カナダのワインは聞いたことがなくて、長女も話の種にということで持ってきたとか。

③セプティマ・オブラ・レゼルバ・マルベック 2022

                                  

 コストコで1598円のアルゼンチンワイン、品種がマルベックでパワフルなワインかなと、まず香りはなかなか、味わいは濃いめではあるが思いのほかスッキリ系でおとなしい感じ、アルコール度が14.5%もあるのに甘さ控えめなのは酸味が効いているためか、二日目は酸化で濃厚感が出てくるかなと思ったら雑味というか濁りというかアクが増えたような、これだと一日目のほうがいいかな、若いワインでこの値段だから優雅さは期待してはいけませんね。

④スマイリー NV

                                  

 これも6人で飲んだ時のもので貰い物、持ってきた客人は僕の好みを言って選んでもらったとか、でも美味しいものが多い南アのワインにしては旨味が感じられずで、これも濃いめでも地味な味わい、一杯だけでみんなに回して僕はトゥルッリなどの他のワインにいってしまった。

⑤シャトー・ラ・ロック・クーパ 1998

                                  

 地下ピットで飲み忘れていた南フランスのワインで値段は忘れたがそれほど高いものではなかったような、コルクが痛んでいないか心配して開けたが全く劣化はなかった、味わいのほうは熟成性風味がまず強く来て期待したが、味そのものはややへたり気味でのど越しにはヒネ感が、やはりピークを過ぎていました、熟成風味だけに良さを感じつつ飲み切りましたが。

⑥ストーンヘッジ カベルネ・ソーヴィニヨン 1998

                                   

 これも地下ピットで寝ていた1998年もののカルフォルニアワイン、コルクが痛んでいないかと心配しつつ抜いたが問題はなかった、開けてすぐに来たのは熟成風味、味わいのほうはやや枯れてきていて薄目かなと思われるものの果実味がまだ残っている、ヒネ香は無いようです、ブドウ酒としての健全さが残っていましたよ、二日目はやや濃い味わいになって多少は復活してきたかなと、円やかさや複雑さはそのまま維持されて良さげになってきた、ピークは過ぎて味そのものは薄目になっていると思われるが、これはこれでという味変があって美味しいワインでした。


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