ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

信州から帰ったばかりで、暑い中を川越に

2010-08-29 15:43:15 | 街めぐり
 実は昨日の土曜日は鴨川の棚田倶楽部の稲刈が予定されていて軽井沢から帰ってきたのだが、その稲刈が1週間延びてしまって、留守中の老人のためのヘルパーさんを頼んでいたのを直前キャンセルするのもと、急遽28日は弘法大師の縁日で川越の成田不動尊で骨董市があるから、久しぶりに行ってみようということになって。軽井沢から戻って次の日、身にしみるような暑い一日だったなぁ。
 朝8時半に家を出て、環八はまずまずだったのだが、高速は案の定土曜日の上限1000円でかなりの渋滞、川越に着いたのは11時過ぎ、昼飯には中途半端な時間になっちゃって、まずは骨董市(冒頭写真は正門から境内を)を手早く一回りしちゃおうと、この日はめちゃくちゃ暑いからゆっくりなんぞしていたら干上がってしまいそうだからね。
 ここの骨董市は5年ぶりかな、久しぶりに見る成田不動尊は外周の塀が奇麗に改修されていて、出展者のテントの並び方が以前とは多少変わっていて、よく見かけた業者が少なくなってなんだか若いのが多くなっている感じ、失業している若者が参入しているのかななんて、それより代替わりなんだろうかな。こんな炎天下の青空骨董市は始めての経験で、夫婦でこのクソ暑いのによく出掛けるもんだねぇと苦笑しちゃった。
 アイヌ刺繍を習っている女房は刺繍してパッチワーク風にするボロ布だけを漁っていたようだが、僕はもうよっぽど風変わりな面白いものだけが目当てだからかなり早足で見て回り、あとはお寺の回廊の日影で休憩を決め込んじゃう。その脇にある池でハトが半分浸かって羽をバタつかせ必死な姿が、見たら亀が何匹もハトの足に喰いついている、助けてやりたいけど周りに長い棒みたいなものが無くて、でも10分ほど何回か必死なモガキでやっと中の岩に逃れ出て、その場にいた皆がこんなのを見たのは初めてと、亀って獰猛なところもあるんだねぇ。お寺で飼っているのに、乱暴な亀どもを叱っておいてくださいよ。
           寺の回廊から
 一応全部みるのに約1時間半ほど、最後に合流した女房がちょっと面白い絵があったわよと言うのに、それって舞妓の顔の絵だろうと僕、これだけ雑多なものが並べられる中で二人の目に付いたものが同じということは不思議とよくあることなんだよなぁ。もう一度その絵のところに戻ってシゲシゲと見たのだが、油絵なのに額の厚みがないのはと中身を見せてもらったらプラスティック板に描いている。おそらく若手なんだろうけど、それにしては気取った漢字のサインみたいな文字が読めないし、裏などを調べても何の記載もなくて、でも額が付いて2500円ならいいかと買っておいたがどこに飾ろうかなと。ほかにはアイヌ刺繍の半被風コートを女房が見つけて、値段を聞いたら15万円だと、それなら自分で作って売ったらと女房にけしかけておいた。
                 舞妓さんの顔の油絵   
 蔵造りが並ぶ街並の見物がてらに昼をと旧中心部一番街に向う途中、女房が美味しいと言う福蔵というお菓子を買いにくらづくり本舗本店に立寄る。この店では来店客に冷たいお茶と和菓子の試食サービスがあるんです、この暑さには冷房が聞いた店内の休憩所で飲む冷茶が実に嬉しい、誉めて遣わすってこういうときに言うんだね。
             無料サービスで
 そのあと通った大正浪漫夢通りではかき氷100円なんていう甘味処を見つけて、こんなに暑き日はやはり氷じゃと一休み。
   
      大正浪漫通り、手前の洋館は文化財              100円の氷レモン
 蔵造りの街並近くにあるビストロ岡田という店でのランチはもう10年ぶりか、本日のお勧めというロールキャベツと鮭クリームコロッケの盛合セット980円を、女房はデザートのプリンを付けて1200円、僕は大酒呑みだからデザートは極力遠慮することにしているからね。小さな店だがほかの席には地元客らしい3組がいて人気の様子、観光客にはちょっとばかり目に付かない場所で長く続いている訳が分かるね。ここは欧風料理と謳っているが、僕は町の洋食屋の看板を掲げたほうが川越らしくていいと思うんだけど。
    
        真ん中の店がビストロ岡田                店の前のランチメニュー
           メイン皿とライスにサラダ
            
           デミタスコーヒー             さつまいもプリン
 そのあとは蔵が並ぶ街並をブラブラ歩き、久しぶりに来てみたら店の数が増えていて一段と観光地になっていますねぇ、表側から裏に通り抜けるような場所なども新たに作られていて回遊性を高めようと言う試みもあって、これならもっと涼しくなってまた来ましょうかね。女房はまめ屋という豆菓子専門店で花豆などの納豆ほどは甘くない菓子などを買っておった。
            重厚な蔵造り店舗が並ぶ
            
         蔵が並ぶ先遠くに見える洋風の玉葱風屋根は銀行で、こちらもレトロ
 この日は菓子屋横丁はもういいということで、あとはここまで来れば例の日高にあるサイボクに回る。今回は軽井沢からの帰りにカタヤマやデリカテッセンで買ってきたものがあるのでトンカツ用豚肉やソーセージなど少しばかり、それと晩飯用にコロッケなどを、野菜類も御代田の直売所などに比べると高くてこちらも少しだけなどと女房が申しておりました。
            サイボク案内マップ
 帰りは3時にサイボクを出発、まだ早めだったのか高速は渋滞はなくて、ナビが環八の渋滞を示すので裏道を使って5時には帰宅、まずまずでしたかね。10月には川越祭りがあるから、それも久しぶりに見に来ようかな。

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