ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今回も安ワインだけですが

2022-06-23 15:50:15 | グルメ・酒・ワイン

 ここ一ヶ月ちょっとの期間に飲んだ安ワインでこれまでに書いていないものを、この間は軽井沢ツルヤのメダル受賞棚にあった安ワインとコストコで新規扱いしていたと思われる安ワインとの9種類でいずれも赤ワインばかりです、ほとんどが三桁値段なので秀逸な味わいは期待すべくもないわけだけれど、やはりハズレに近いものもありましたが中には普段飲みに加えてもいいかなというものも、まぁこんなものかなというのが率直な全体の感想です。

①シュトロームベルグ ザバーゴイ オーガニック 2020

                                          

 コストコで300円OFFの698円で、ドイツの赤ワインとは珍しいのと値引きにつられて買ってみた、このワインはコストコでもは初めてじゃないかな、これは確かにドイツのワインだと、色はロゼよりはやや濃いぐらいで味わいも近い感じ、ワインとジュースの中間みたいでスッキリフルーティーで飲みやすさが取り柄のワインです、二日目はややスッキリ感が減って甘味が強くなったようだがあまり変わらずで、これは白ワイン好きな人向きですね。

②ヴィーニャ・ポマール エコロジカ 2018

                                          

 コストコで350円OFFの1048円でこれも初めて見る銘柄、抜栓したらコルクがソコソコの赤く染まっているので濃縮感があるかなと、飲んで見ればやはり厚めの味わい、スペインのテンプラニーニョらしい風味で喉越しがややキツメに感じた、それが少し経ったら丸みも出てきていい味わいに、それで半分以上を二日目に、やはり予想した通りでより濃い目の豊潤な味わいになって香りも強くなってきていた、これが値引きの1000円ちょっとであればコスパ抜群です、ただしこのお値段ですから優雅さはありませんのでクドイと感じる向きも、それなのでスッキリ味が好きな人には向きません。

③カークランドシグネチャー ボルドー・シュペリウール 2019

                                           

 コストコで898円のボルドーワインで初めて見たのとアルコール度が14%とあったので、ボルドーの安ワインは香りはいいが味わいが硬い感じのものが多いと感じていたが、これはそれと似てはいるがやや濃いめの味ではあるものの舌にザラツキ感があるのが気になる、二日目もあまり変わらずで若いワインなのでやや固めの味わいで丸みは全く出てきていない、敢えて三日目にも少し残してみたが多少は練れてきていたかなぐらいで喉越しにキツメ感が残る、ボルドーものはこの値段ではいいものには当たらないようです。

④マリウス ロブレ 2018

                                           

 ツルヤ軽井沢のメダル受賞棚の中の1本で659円、これはこれまでのこの棚の安ワインの中ではまともな味わいで好印象、やや酸味が強いもののバランスがよく、アルコール度14.5%もあるのにスイスイと飲める、ただし香りは弱めなのは我慢しましょう、それが二日目は酸味が消えてしまってタンニンから来る風味が強まってバランスが崩れむしろ地味な感じに、このワインは最初にあった酸味が味わいに寄与していたようです。

⑤シャトー・ローサック 2018

                                            

 ツルヤのメダル受賞ワイン棚にあったボルドーワインで824円、やはりフランスワインは香りがいい、味の方はバランスが良く飲みやすいがやや厚みには欠ける、弱めながら一応はワインの味の要素は揃っている感じはあるが、アルコール度が14.5%もあるのに全体的に弱い味わいにハテナと、二日目は多少は旨味が出てきたかな程度で悪くはないけれど普通のワインでした。

⑥シエラ・デ・ビエント ロブレ 2019

                                           

 ツルヤのメダル受賞ワイン棚にあったスペインワインで824円、裏ラベルに上品な口当たりでなめらかでリッチな味わいと書かれているが、最初の香りというか臭いというか品位に欠ける感じが、また喉越しに来る風味は安いスペインワインに多くある僕には田舎臭いと感じるものが来てしまって謳い文句の意味が分かりません、味の方は濃い目ながらそれでややクセが出ているような、メルローとシラーが50%ずつとあるがそんな感じもしない、二日目も変わらずで濃い目の味がややクドク感じるのと喉越しの違和感はそのまま続く。

⑦シャトー・ド・トゥーリス 2018

                                            

 ツルヤのメダル受賞ワイン棚にあったフランスはボルドーワインで824円、これも香りがいいというフランスらしい風味で、味の方もイヤミがなくてバランスがいい方だが、厚みがなく薄めの味わいで僕には物足りない、二日目もあまり変わらずでこの値段ではボルドーで美味しいワインに巡り合うのはやはり無理というものでしょうね。

⑧オチャガビア ドン シルベストレ カベルネ・ソーヴィニヨン 2020

                                            

 ツルヤでは以前から安ワインの定番品となっているもの、これと並ぶトキ・アンディーノが置かれなくなってもこのチリワインは3種類が売られていてその中間値段で439円という格安ワイン、冒頭写真はこの瓶に漬けられていたものでチリワインの父と書かれている、この下にももっと安くてやはりそれなりのワインもあるが普段はこの中間品を買うようにしている、味わいはお値段以上で赤ワインとして平均点が付けられます、メダル受賞ワイン棚に並ぶものよりむしろ好ましいんじゃないかなと感じるほど、二日目も変わらずでフルーティーな味わいがあるのがいい、決して高級感はありませんが。

⑨オチャガビア ドン シルベストレ レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン 2019

                                            

 ツルヤのチリワインでオチャガビアは以前からの定番品では3ランクあるうちのこれは一番上のレゼルバで934円、やはりお値段通りです、風味と味わいの両方がシッカリあってこれが一番美味しいのは確か、決して高級優雅なというわけではないが香りと味の両方で合格点を付けられる、二日目はやや柔らかみが出てきていたので一日目にあった喉越しの多少のキツメ感も無くなったような、三桁ワインとしてはギリギリですが今回の中では僕の好みからはこれが一番でした。


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