ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

寒空なのに世田谷ボロ市へ

2010-12-17 18:23:32 | 街めぐり

 毎年恒例の世田谷ボロ市、15日の水曜日は暖かかったのだが陶芸があって出かけられず、木曜日は打って変わって寒い一日となったのに敢えて行ってみることに。やはり寒かったから人出は水曜日よりかなり少ないということであった、こんな寒空にというのは物好きな御仁ということだね。

           世田谷駅側から上町側に向かうメインの道

 昨年は1月のボロ市でチャリティーのカレンダーが安かったからと、今回の1月は土日に重なるので大変な人出が予想され、オイソレと見て回れまいと思って12月のこの日に出かけたのだが。肝心のカレンダーは全く売っていなくて、考えてみれば企業などがお得意先に配るために作ったものを、年内に配り残した残り物をチャリティーに寄付していたのなら12月はまだ無いのは当たり前だったわけだ。(冒頭写真は世田谷代官屋敷の門でチャリティーセールはこの左手の中庭でやっている。)

 お目当ては無くてもこういう大きな市で骨董屋などを冷やかしながら見て回るのは楽しいもの、毎年出店の業者は同じ場所に居るから大体に検討をつけて、要領よく次々と見て、気になったものだけを値踏みして約2時間弱。この日は空いているほうだったから、そんなには手間取らず全部を徘徊したが、買おうというものはないなぁ。業者もみんなで買う客がいなくなったとボヤイテいたが、品物もダメだからだぞと、でも一部にいいものだけを置くところはやはり買っていくお金持ちはいるようだが、もうリタイアした身ではそんなものには手を出せないからね。

 今回ちょっと気になったり、安いなと思ったもの、それからいつもボロ市では面白いなと思うものを写してきたが、中では飛び切り安いがこんなに大きいのは持て余しそうというような笹野一刀彫の鷹は、もし残っていたら買ってもいいかと最後に戻ってみたら、二体あったものが見事に売れてしまって写真に収められなかった。

 

     ブリキ屋彰三は上田から初出店           神棚の店は3店ほど出ている

    

        中澤太鼓店は鳴子から、今回も太鼓、欅臼、まな板以外に神輿や竈神様まで

 

     戦前の印判大鉢が1500円均一        5個あるガラス高坏皿の形がいい感じ

  

新聞にも出たお爺さん自作の木彫面   我家の家紋の古布が    帰りの世田谷線車内から

 それからこの前の関西旅行の金地院で百両なる木を見て、その直後のJA直売所でその苗鉢を買ったのだが、ここの植木を並べるコーナーでも売っているのを見つけ、十両や一両もあるかと聞いたら、十両とはヤブコウジのことで、一両は棘のあるアリトオシだと教えられた。アリトオシはゴロ合わせでお金がいつまでも有り通しと縁起物だと、でもそれだけは置いていないということであった。それと百両はカラタチバナが本来の植物名で、千両、万両だけがその名前そのものなんだって。となると我家には一両だけが無いわけで、そんな縁起物なら何処かで見つけなくちゃね。


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