昔は、すべて実際にモノを作って撮影だから、その中には、もすごく、ちゃっちゃいいな、セットも多くあったが、ハリウッドのいわゆる、大スペクタクルな映画の迫力は、現代のCGよりは、当然ながら、実物というところで、迫力、スケール感を感じさせる。
CGでなんでも、それなりに実際のものに近づけて表現こそすれ、CGだと思うと、なんでもありという気持ちが投影してくる。
邦画とハリウッド映画には、製作費がまったく違うことから、邦画の、いかにもセットという造りには、セット感、おもちゃ感、模型感がいっぱいだったが、その点、海の向こうからやってくる映画の迫力には到底及ばなかった。
最近はCGゆえ、邦画でもリアル感が出てきたが、なんか物足りなさが残る。
VR.まだ、このゴーグルを装着して体験したこともないが、CG、VR、良い点もたくさんだろうが、すべてが偽物と考えてしまうことは、現代に生きることにマッチしない考え方だろうか?