昨日までの雨もあがり北野天満宮へ。家族といえどもそれぞれに願い事は異なるが、まずは「家内安全」、「心身健全」を。併せて学問の神様を祭る天満宮、「頭がよくなりますように…」、と幼身内に期待をかけひそかに願う。
その後、料理は間をとりながら八寸、椀物、向附け、冷鉢と進み、料理長ご自慢の焼き物が…。黒塗りの漆の平盆に鮎の塩焼。大きな平盆の上に塩を撒き散らし、それを鳥の羽根を使って渓流の流れを描く。その上に鮎を立たせ、川を遡上する魚を巧みに表現している。京の懐石料理…、味覚として味わい深い料理であるとともに「見て味わう料理」でもある。