小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

守一の『轢死』を見て

2018年03月16日 | 芸術(映画・写真等含)
  熊谷守一(くまがい・もりかず  1880‐1977)の『轢死』(1908)の実物をはじめて視た。 解像度がシャープな出版物でも、全体が真っ黒にしか見えず、ほのかに横たわってる身体が認められるだけの絵画。ぜひとも本物を目の当たりにしたいと願っていて、遂にその機会が訪れた。 ガラス越しであったが、見方を変えたり、目いっぱい凝らして観たが、やはり判然とせず何がなんだかわから . . . 本文を読む