沖縄八重山諸島の旅を終えて、食欲不振はさらに進んでしまった。旅行中はなんとか口に合うものだけ食べてきたが、自宅に戻ったら、口に合う食べ物が何かさえ分からなくなった。鮪を食べても、美味しいときと口にしたくないときがある。甘い感じの醤油の味付けも、香りは気になり、味覚としては旨くない。そのうち、体重はどんどん落ちて52キロ弱。
愚痴も嘆きも書きたくない。けれど、ほとんど寝たきりの状態で過ごしている。 . . . 本文を読む
やっと4週間の内服薬療法が終わった。今後2週間、抗がん剤を飲むことはお休みになる。\(^_^)/
但し、入院中から続く食欲減退はそのまま。何かを食べたいという欲求がない。これは自分でも不思議だとしか思えない。毎日食べても飽きなかった納豆、大好物の鰻さえも、食欲がかき立てられない。これは実に悲しい。
肺結核の正岡子規は最期まで健啖家であったが、その喰いっぷりを『仰臥漫録』で確認すると驚くしかない . . . 本文を読む
入院中に読んだ本について書く。去年に入院したときの読書で、岩波新書の『岡潔 数学の詩人』についてブログにスマホで書いた。感想文程度のものであり、書評とは言い難い半端なもの。
病床におけるメインの読書については、ブログに掲載したかったのだが、全部を読み通すことができなかったという体たらくだった。自宅に戻ってから読み通したものの、全体の感想なりメモを残すことができなかったのである。
その本とは、長 . . . 本文を読む