小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

コロナじゃなかった

2020年02月29日 | 日記
この五、六日風邪で臥せっていた。今日、それが件の新型コロナじゃなかったことを確信した。 松之丞から伯山への真打披露公演も諦め(国立演芸場は中止らしい?※)、自室に引きこもりネットをやっていた(伯山はいま軸足をサブカルに置いている。ある意味で伸びしろを広げている。小生は松鯉が拠り所であるが・・。(20年、いや15、いやいや10年後の伯山を見てみたい) 熱は平熱より1.5度増し、鼻水・痰はないが、 . . . 本文を読む

春告げる花、梅のこと

2020年02月13日 | エッセイ・コラム
梅の花はもちろん春の花だ。今となれば、桜に主役の座を譲ったが、それは江戸時代の頃だったか。万葉集においては、梅の歌が119首ほどもあるという。歳時記を繙けば、「春告草、野梅、白梅、老梅 梅が香、梅園、梅月夜・・」など数多くある。 その季語としての本意は、「香気高く、花の姿でも最も重んぜられた花」であり、「桜と比べて、風雅の好みが一段と濃い」と解説されている。それに続いて、芭蕉の名句が引用されるの . . . 本文を読む

武漢の眼科医、李文亮の死が意味するもの

2020年02月07日 | エッセイ・コラム
今朝、ネットでニュースサイトを閲覧していたら、ブルームバーグの記事に刮目した。 武漢市「中心医院」の眼科医、李文亮氏が死亡したという記事だ(7日午前2時58分、日本時間同3時58分)。李氏は昨年12月30日、重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た疾患が、武漢全域で蔓延しつつあると、SNSに警告した医師である。 重症の肺結核に罹患した患者が次々と運ばれる、その数の増加に異常さを感じたからか。それ . . . 本文を読む

鬼門向き恵方巻き喰ふ我阿呆

2020年02月03日 | 日記
2,3年にわたるリハビリが功を奏したか、肩の痛みもほとんど消えた。ならばと、今年からジム通いを再開。もちろん身体を絞るとか、鍛えるなんてできない。無理しないで、動かすこと。負担にならないように、負荷をかける? 笑っちゃうレベルの運動だ。 行きすがら神社で節分祭を遠目で見た。この2,3年はとんとご無沙汰だったが、例年の三分の一ほどの人出だった。それでも甲高い、子供たちの声を聴くと癒され、元気がもら . . . 本文を読む