小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

日和田山から物見山へ、小ハイキング

2021年09月23日 | 日記
先日の3連休の最終日、以前にご一緒させていただいた山猫軒さん達のハイキングに参加した。お目当ては、埼玉県日高市の日和田山から物見山へのコース。ご存じの方もいようが、この近くには巾着田という曼殊沙華の名所がある(菜の花の季節もよいらしい)。 面積約22ヘクタールの川に囲まれた平地には、菜の花、コスモスなどの花々が咲き、特に秋になると曼珠沙華の群生地は、あたり一面が真紅に染まり、その美しさに惹かれて . . . 本文を読む

科学博の特別展「植物 地球を支える仲間たち」

2021年09月17日 | エッセイ・コラム
ほぼ2年ぶりに国立科学博物館に行ってきた。高齢者は、常設展示館は無料で入れる。好きな時に出かけ、まず居心地のいい空間に身を置ける。小生にとっていわばアジール(逃げ場所)と言っていい。しかし、ベンチでのごろ寝は許されない。ちょっと微睡み、ガクッと首を折り天を仰ぐ。やおら周囲を見渡し、次なるマイフェイバリット・コーナーに行く。いいじゃないか。 お気に入りは、石器や昆虫の標本や人類進化の歴史など。宇宙 . . . 本文を読む

シロバナ彼岸花に引き寄せられて

2021年09月14日 | 日記
今年は秋の訪れがはやい。昨日、近所のお寺「了俒寺」さん(※注)の前を通ったら、曼殊沙華が盛りをむかえていて驚いた(9月13日)。そこの曼殊沙華は、例の赤い花に混じって白い花を咲かすので珍しく、毎年楽しみにしている。 別名を彼岸花という曼殊沙華は、桜(ソメイヨシノ)と同じように花が咲くときに葉がなく、葉のあるときに花がない。しかし、桜が北進する開花とは反対に、寒い北から南下して「お彼岸の日(秋分の . . . 本文を読む