小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

八重山諸島の花にふれる

2023年05月30日 | エッセイ・コラム
川は流れて どこどこ行くの人も流れて どこどこ行くのそんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か花を咲かそうよ泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か花を咲かそうよ   喜納昌吉の代表的な楽曲「花」は、 副題として「すべての人の心に花を」というフレーズがついている。これは1964年東京五輪の実況アナウンサーが発した . . . 本文を読む

元気もらいました、感謝です

2023年05月26日 | 日記
この回は個人的なブログです。   病気になってから、様々な人々からお見舞いや励ましをいただきました。 親友、知友、旧友、ご近所のみなさん、ありがとうございます。 心のこもった言葉と、それにふさわしい品々をいただきました。美味しい食べ物は早速いただき、ここに紹介できません。 そしてまた、案じていただけるだけで嬉しいのに、想い出になるものまでいただき今生の幸せです。 近ごろの言葉 . . . 本文を読む

八重山諸島の海にふれる

2023年05月20日 | エッセイ・コラム
▲やはり富士山は撮りたくなる。日本人だから・・。さあ、沖縄へ   去る4月9日、羽田から石垣島へ。体調は万全とは言えないが、同じ年恰好の観光客ツアーであるし、無理のない日程で旅を愉しめるはずであった・・。石垣島に3泊するが、様々なオプショナルが用意され、それぞれが思い思いの旅を愉しむ。波照間島に行った旅人の目的はなんだったろうか? さて、石垣に着いたその日は、既に夕方近かっ . . . 本文を読む

直近況報告②

2023年05月14日 | 日記
2週間の入院を終え、体力はやや回復、気力は充実、ややアンバランスな体で自宅に無事に帰還した。(この記事は自宅PCで作成。) 当初、車椅子のお世話になったが、その乗り心地は素晴らしく、身体への負荷が大幅に減ることを実感した。ただ、入院棟からレントゲンを撮りに外来病棟へ行くとき、多くの視線を浴びるかなと思ったが、あにはからんや何らの眼差しを感じない。クルマを押してもらっている妙齢の女性と世間話を . . . 本文を読む

マイナンバーカードの怪

2023年05月10日 | 社会・経済
病院は夜 9時が消灯。しばらくはテレビを付けているが、大部屋の皆さん(3人)は静かに、おもむろに就寝につく。それからは、ラジオを聴くことが多い。 先日、武田砂鉄のラジオ番組を聴いた。前回の入院の時に、2,3回ほど聴取したかな。内容は忘れたが、低めの落ち着いた声が聴きやすく、言葉使いが的確で気持ち良い。故坂本龍一の父親がいた河出書房新社の編集にいた(現在フリー)が、鬼の坂本から薫陶を受けたのだ . . . 本文を読む

プーチン、純心からの邪悪

2023年05月07日 | 国際・政治
プーチンの生誕は1952年、戦後の生まれである。両親は共に40歳を越えていて、プーチンには二人の兄がいたが、どちらも夭逝している。 父親は独ソ戦で重傷を負い、戦後は年金で生活していたかと思う。両親にとってプーチンは、かけがえのない最後の宝だったから大切に育てられた。言い換えれば、甘やかされて育てられ、プーチンはサンクトペテルブルクでは、ヤンチャな少年時代を過ごしたことになっている。 それほど刮 . . . 本文を読む

竹下節子氏の講演、我が病室の内装のこと

2023年05月04日 | エッセイ・コラム
来る5月7日の日曜日、信濃町の真生会館で竹下節子氏の講演会(講座)が開催される。3年半ぶりだから、絶対行きたかったが…。入院中ゆえに残念至極である。 テーマは『人生の幸せについて』とのこと。Sekko様としては端的でソフトな切り口、かつ普遍性のあるテーマ。考え様によっては、混迷する現代の喫緊の課題とも言えるが、個人としても如何ようにも深掘りできる。幸せの基準が、昨今、他人目線に支配 . . . 本文を読む

破綻は、淘汰とも云える

2023年05月03日 | 社会・経済
一昨日だったか、アメリカのファースト・リパブリック銀行が破綻した。その先には、シリコンバレーで躍進してきた先端企業群を取引先とした銀行も破綻し、連鎖的な信用不安から預金者たちを不安の闇に突き落とした。 アメリカの地方銀行とはいえ海外との取引は多かったという。好景気、高利回りならば、欲望の猛者はどこからでもやって来る。だが、この業界どんな時でも破綻は生じる。 連邦政府が預金保護など手厚いフォロー . . . 本文を読む