小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

秋葉原に行ったのだが

2017年11月27日 | まち歩き
  ▲歩行者天国。万世橋から御徒町方面をのぞむ。 何年前だったか、秋葉原の中央通りの路上で大量殺人事件があった。一瞬、その惨事の映像が脳裏をよぎった。実際には、多くの人たちが楽しそうに行き交う、和気あいあいとした歩行者天国の光景。平和で安心に満ちた現実を目の前にする。ISがEU諸国で実行したテロ事件を考えるなぞ厳に慎め! と、天からの声が聞こえる。なんて無駄口を傍らの妻に呟いてみ . . . 本文を読む

木更津に行ったのだが・・

2017年11月26日 | 日記
  昨日の土曜日は、私用で木更津に行った。ただし、頭のなかは竹下節子さんのブログのことがちらほらよぎっていた。コメントのやりとりもあり、竹下さんにはそのことで新たな記事も書いていただいた。私の早とちりから齟齬が生じ、ふたたびコメントをいただくなどみっともないことをしてしまった。⇒http://spinou.exblog.jp/28356074/ ハリウッドのワインスタイン事 . . . 本文を読む

ブログを本に、三冊目

2017年11月22日 | 日記
  今回はプチ自慢。 去年の8月から今年の11月2日までのブログを本にした。これで三冊目となる。やはり紙の媒体は良いと実感する。パラパラとめくりながら書いた記事をすぐに見つけ出せる。ネットだと過去の記事をさがすのは容易ではない。本にすると結構な厚さと重さだが、書いた量が視覚的にパッと分るのもいいものである。(A5版、2段組み、写真は大部分削除して本文440頁) 誰かに読んでもらうた . . . 本文を読む

世代間の価値観

2017年11月17日 | 社会・経済
    竹下節子さんのブログでは2日にわたって、フランスのベビーブーマーと日本の団塊世代の違い、あるいは世代間の価値観や意識の差異などについて論じられていた。その発端は、或るネットサイトに「36歳が境界線『乾いている世代』と『乾けない世代』」という尾原和啓氏のインタビュー記事に触発されて書かれたものだった。 ⇒「36歳を境に大きな断絶があることに・・」http: . . . 本文を読む

吉村昭の下書き原稿を確かめた

2017年11月14日 | 日記
  今年の3月ごろだったか、荒川区は「ゆいの森」という図書館メインの文化施設を造った。その中に作家の吉村昭記念館が併設されたというので是非とも行きたかったのだが、訪れる人々が半端ない数だという噂をきいていた。落ち着いた頃合いをみて、先日の日曜日に訪問した。絵本をはじめ、一般書、文庫本、専門書、CD/DVD、その他各種の資料を含め、驚くほど充実した書棚に目を瞠った。 特に雑誌は多彩をき . . . 本文を読む

ささやかな悦び

2017年11月08日 | 日記
  身に起こる些細なこと。ほんの少しのよろこび。他人様につたえるべきもないこと.。これら日常のことをいちいち書くことはないし、些事に拘ることは自分としては潔くはない。 ただ、ブログなぞを書いていると、昔なら気にも留めなかったこと、見過ごしたことまでもネタにできないかと、いやらしい根性が生まれてくるのだろうか。殊更に毎日の充実ぶりや、美味そうなご馳走を見てもらうよりも、どうでもいい些細 . . . 本文を読む

「忘れられた巨人」を読み、考えた

2017年11月02日 | 本と雑誌
  世界史のことで何かわからないことがあると、吉川弘文館の「世界史年表・地図」をひも解く。年表は史実の確認に、地図はまさに国と国との支配関係、領土などの広さが色別でわかり、まさしく視覚的に世界の動きを知ることができる。目を注いでいるだけでも世界史のエッセンスが体得できそうな気がする。 イギリスは日本と同じ島国だから、他国から侵入されにくいだろうとの認識があった。歴史にしても、13世紀のマグナカ . . . 本文を読む