そこへ届くのは僕たちの声

小路幸也さんの『そこへ届くのは僕たちの声』を読みました。

子どもたちが誘拐されるが、一日で戻ってくるという不可解な事件が、
全国的にバラバラに起きていた。
それは＜遠話＞という能力のある子どもだけが引き起こし、また解決できる事件だった。
そして、その中でも能力の高いハヤブサが、テロリストから多くの人々を守った。
これは、そういうお話です。

ＳＦファンタジーとでも言えばいいのか、大人になれば消えてしまう超能力を持った子どもたちが活躍します。
悲しみを伴ったハッピーエンドの物語とでも言えばいいのか、いい物語でした。