こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

「東山彰良さんトークショー&ビブリオバトル」in北九州市八幡東生涯学習センター

2023-10-22 21:37:36 | アート・文化
今日は、初めてのビブリオバトル観覧♪という事で、少々、弾む気持ちで八幡の会場に1時間以上前に到着。
だってー、会場の位置が分かりにくかったんですから―(^_^;)
響ホールの下の階という事はサイトで検索して分かったのですが、はて、それにしても入り口はどこ?
ホールから行こうとすると改装のために通り抜け禁止だし・・・まあ、下の通りから行きましょうと考え、何とか到着。
バトル参加者の方とも少し会話できるほどの時間の余裕(;^ω^)

気を取り直して本題のビブリオバトル。
今回のバトラーは4人。

藤村いづみさんの『あまんじゃく』
絵本の『どろぼうねこのおやぶんさん』
ホリー・ジャクソンさんの『卒業生には向かない真実』
アイザック・アシモフ氏の『黒後家蜘蛛の会』

これらが紹介されました。

『あまんじゃく』の方は何度も参加されているとの事で、紹介し慣れ過ぎておられて本当におすすめしたいの?と思うほど軽いトークだったので、そんなに読まなくてもいいなと感じてしまいました。ごめんなさい。

次の『どろぼうねこのおやぶんさん』
絵も美しく、でもおやぶんさんは名前に恥じないドラ猫風でいい感じ。
紹介なさった物語も、不思議で魅力的な世界観で惹きつけられました。
ひとまず候補かな?

三人目の『卒業生には~』は「うわー、読みたい候補作の1つだよ~!」と思いつつ書評を拝聴。
「うん、確かに面白そう。問題は三部作なんですよねえ・・・しかも、三冊目から紹介なさっているし、初めて紹介される方にはハードル高いかなあ?」と、繰り上げ第一候補作として頭の中で確保。

ラストの『黒後家蜘蛛の会』
「う~ん、これって三人目の方の以上に巻数が多かったんじゃなかったっけ?(;^_^A」
私も未だに躊躇している作品だったりしますし・・・でもジャクソンさんのと同様に読みたい作品でもあるんですよねえ。

私としては三人目か四人目か、なんですが結果発表は東山さんのトークショーの後との事。
休憩を挟んでトークショーを楽しみました。

私は申し訳ないのですが作品が未読で参加させていただいています。
でもファンの方々もいらしたのに、そんなに質問なさらないのですね。
もったいないと思いつつも私も日本SF大会慣れしている分、作家慣れして話しかけるのも平気になっているからなあ・・・とも反省もしてました。

なお、東山さんへの質問で印象に残ったものとその解答を挙げますね。

ビブリオバトルにちなんでの東山さんからのお勧め本。
サローヤンの『僕の名はアラム』
なかなか面白そうだったので、帰宅後、図書館のサイトで予約しました。

続いて映画や映像作品など、他の分野と比べての本にしかない芸術的側面とは?という質問がありまして、その話の中で紹介された映画監督のウェス・アンダーソン監督が気になっています。

もう一つは作家志望の方々へのアドバイスとして、その日の執筆を終わらせる場合に「切りの悪いところで終われ」というもの。
何でも次に書き出す時に、0からスタートするのはエネルギーが余計に必要になってきついので、あえて残すそうです。
納得しつつも面白かったです。

さて肝心のビブリオバトルの勝者は「どろぼうねこのおやぶんさん」を紹介して下さった方でしたー(^^♪

よくよく考えてみると熱意のありそうなお三人さんの中で、いきなり三部作!とか長編の極みっぽいもの!!!よりもとっつきやすいものを選びますよねえ。
観覧者には日頃、本をあまり読まないという方も多かったようですし・・・なら、なぜ参加したんんだ?という疑問も沸いてきますが、それはそれとして重厚なものは好まれないだろうというのは心理的に納得なので、しょうがないです。

今回はフィクションばかりでしたが、どなたか面白いノンフィクションも紹介して下さらないか?というのもありました。

私も一瞬、発表者になろうかとも思ったのですが、人見知りが激しいのにできるかというと迷うところなので、観覧にしました。
観覧してみて思ったのは、5分って、かなり短そうですね?あらすじで精一杯かもしれません。
お薦めしたい本は、山ほどあるんですけどねえ。
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遠賀町立図書館 文学講演会「梶尾真治が語る 私のSF作法」

2019-12-07 20:46:27 | アート・文化
今日は、福岡県遠賀町立図書館で開催されたSF作家・梶尾真治さんの講演会に行ってきました。
こちらが、表。

こちらが、裏。

実は、遠賀川駅に降り立つのも初めてなんですよ。隣の海老津駅には、伯父夫妻が住んでいたので行く事もあったのですがね。
まあ、私の事は置いておいて、実は図書館には、1時間半前には到着していましたが、時間つぶしをするところがモスバーガーしかなくてこまってしまいました。
食事するなら、図書館員さんが教えてくださったお好み焼き屋もあったのですが、ドリンクだけでお邪魔するのは申し訳なかったので、あきらめました。
黒崎で食べるんじゃなかったかな?

大体30分前に会場に戻り、真正面一列目に席を確保しました。
久しぶりの梶尾さんは12年前とさほどお変わりなく、あちこち動き回りながら話して下さいました。
体の弱かった子どもの頃から、宇宙塵で柴野拓美さんにたくさん赤を入れられた事。
野田大元帥はもちろん、堀晃さんや亡きヨコジュンさんの話。
あまり覚えていられなかったのが、もったいなかったなと思います。
あ、筒井康隆さんに「美亜へ贈る真珠」をベスト集成に入れてもらった時の評についても面白かったですねえ。
こうして、少しづつ後から思い出すのかもしれませんが、こんな感じかな?

あと、質問コーナーでは、時間SFを書かれる事が多い理由として、注文が多いという事を教えていただきました。梶尾さんが仰るようにブームなんでしょうか?「ドタバタも書きたい」と仰っていたので、ショートショートなどに目を向けられている出版社の方々、狙い目かもしれませんよ?
私も読みたいです。

図書館の方々が、サイン色紙を用意して既にサインをいただいているという用意周到なイベントでもありまして、「我こそは一番遠くから来ていると思う方」「熊本に縁が深いと思っている方」「最高齢だと思う方」などで挙手してもらい、プレゼントされていて、後からちゃんと名前も入れてもらえるように配慮して下さっていました。
私もそのあとのじゃんけんに参加しましたが、外れてしまい・・・とはいえ、こういうイベント慣れしちゃっているのか、しっかり『怨讐星域1~3』を持って行っていたので、3にサインをいただきました。握手と一緒に写真にも映っていただいて(∀`*ゞ)エヘヘ

ただし、梶尾さんご自身が、あまり写真に写されて見られるのは好まない方だというのと、私自身も、自分の写真を公開したくないのとで、ここには載せません。自分で楽しむだけです。ごめんなさい。

とにかく、とっても楽しく幸せな一日でした。
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「ナショナル ジオグラフィック展」北九州市立美術館分館

2015-08-29 19:53:29 | アート・文化
小倉リバーウォークにある北九州市立美術館分館で開催されている「ナショナル ジオグラフィック展」に行ってきました。



初めに「冒険・探検の記録」があり、主にヨーロッパの人々が各地におもむき撮影した写真がたくさんありました。

ただ、それもいいのですが、私は自然の生き物が好きなようで、ティム・レイマン氏のコフウチョウ、フキナガシフウチョウなどの華やかな鳥たちや、岩合光昭さんの「親子のきずな」などが好きです。

「人類と文化」では、フランスの「今はなき宮殿」が、もったいなかったなあと思ったりもしました。
「自然科学」も、あらゆる自然の形や人々が見られて面白かったです。

あと「故郷のフォトコンテスト」に応募された作品から、賞をとった作品が展示されてました。
私は、フクロウだかミミズクだかの写真が好きでした。
ここだけ、写真OKだったので撮ってみました。





明日までの展示です。
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北九州市立文学館 第20回特別企画展『ピーターラビットのおはなし』~ビアトリクス・ポターの世界~

2015-08-22 20:09:15 | アート・文化
北九州市立文学館で、ピーターラビットの展示があると聞いたので、行ってきました。





最初の自費出版の本はもちろんのこと、海賊版、ジグソーパズル、人形、日本では紙芝居まで並んでいて、とても楽しめました。
五百円で見られますので、お時間のある方は、ぜひ。
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福岡ユネスコ文化講演会&トークショー「葉室麟の世界にふれる」

2015-03-04 20:05:48 | アート・文化
時代小説作家・葉室麟さんの講演会&トークショーに参加してきました。



講演会と言っても、葉室さんが一人で話すのは苦手ということで、福岡市文学館の学芸員の和泉僚子さんを聞き手としたトークショーが主でした。

まず、中村雅俊に似ていると、母以外に和泉さんに初めて言われたと仰っていました。
中村さんとは同じ年だそうです。
小学校5年生まで、小倉西高校の近くに住んでおられたとかで、よく到津遊園の金網の穴から忍び込んでいたという話もされました。
お父様の転勤で福岡市や久留米市にも住んだそうですが、生まれた場所の記憶は血肉となっておられるそうです。

前もって参加者から質問を募集していたのですが、ずいぶんとたくさんの質問に答えてくださって、何を載せたらいいのか困るほどでした。

どうして作家になろうと思ったのですか?という質問には、書こうとしたのは大学の初めで、卒業時にはノンフィクション志向になっていた。しかし記者時代、フィクションの方が向いているのではないかと思い始めた。そして50歳でフィクションを書き始めた。歴史時代小説とノンフィクションは近いのではないか、ということを仰っていました。

歴史上の人物や出来事は、どのように調べるのですか?という質問には、ネットは玉石混交なので、普通に図書館で調べる。古文書などは読まない。日本人は江戸時代以前の歴史は江戸のものの見方で、江戸の歴史は明治以降の見方で考えているように思えるとも仰っていました。

九州以外の土地や人物で魅かれたのは?という質問には、北条早雲と答えられました。ただ、東日本は書かないと宣言しているので、書かないだろうとも。また、50歳過ぎて活躍した人物がお好きらしいです。

女性の心理がなぜ分かるのですか?という質問には、分からないが、組織から認められにくく生きづらいだろうなと共感するので、そう見えるのかもとのことでした。

筆名の理由は?という質問には、2、3分で考えたもので、女性と思われやすいと答えられたのは覚えているのですが、葉室がきれいだからという理由だったようにうっすら覚えているだけなので、すみません私が忘れました。

他にも作品に関することなど色々答えられたのですが、メモ不足であいまいに覚えているだけなので、書くことができません。
とても楽しかったのは確かです。

あと、サイン会にも参加して「蜩ノ記」の文庫にいただきました。

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