こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

モモ缶 2缶目

2006-05-31 00:00:00 | 未分類
しらかわきくのさんのコミックス『モモ缶 2缶目』を読みました。
1缶目から読んでいるのですが、犬嫌いなサトコが、ダンナが連れてきた子犬との
暮らしぶりを描いた作品です。
モモちゃんが、子犬らしいいたずらをしてみたり、初めてのお散歩におびえたり、
階段を登ってほめられたので、もっとほめられようとおりていこうとしたり、愛らしくて
犬好きにはたまりません。
モモってば、丸っこくて、動作がプリティで、抱きしめたいくらいです。
サトコも、手袋なしに触れるようになるといいのですけれど。
強くお勧めします。

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能・狂言に魅せられて

2006-05-30 00:00:00 | 未分類
大濠公園能楽堂で行われた『能・狂言に魅せられて』に行ってきました。

仕舞は、『花筐(はながたみ)』『野守』
狂言は、『八句連歌』
能は、『屋島』

花筐のあらすじ
継体天皇は即位のため都に上り、寵愛していた照日の前に別れの文と花筐(かごのこと)を届ける。
照日の前は恋慕狂乱し後を追うが、形見の花筐を官人に打ち落とされて泣き伏し、
武帝と李夫人の愛の曲舞を舞う。帝は照日の前と知り以前の様に召抱え都へ伴う。

野守のあらすじ
羽黒山の山伏が春日野で野守の老人と出会う。老人は『野守の鏡』と呼ばれる由緒ある池について物語る。
夜になると鬼となって現れ、天上天下すべてを映すという不思議な鏡を山伏に与え、
また地獄へと帰って行く。

八句連歌のあらすじ
何某は借金をまだ返していない。貸主は催促に出かけ、居留守を使った何某を連れ帰り返済を迫るが、
ふと連歌の話になり表八句(連歌で懐紙のはじめの表に書く八句)をすることになる。
何某が発句で「花盛り御免あれかし松の風」、貸主が「桜になせや雨の浮雲」と付け、
以下借金の弁解と催促を連歌で展開する。何某の七句目「名の立つに使いなつけそ忍び妻」を受けて、
貸主は八句目「あまり慕えば文をこそやれ」で、借金の証文を返してやるので、
何某は貸主の心に感謝する。
借金の催促と連歌という正反対の世界を巧みに結びつけた作。

屋島のあらすじ
旅の僧が屋島で老若二人の漁師に出会う。老翁は源平合戦の模様を語り、
自分が義経の身であると仄めかして消え去る。
その夜僧の夢の中に義経の亡霊が現れ修羅道の苦患を現する。
臨場感あふれる軍物語が魅力の修羅能の大作。

仕舞の方は、何しろ素人なもので、あまりよく解っていません。
花筐では花かごがあるな、というのと、野守は度々跳ねて膝で着地するので痛そうだな、くらい。
ごめんなさい。
すべるような歩き方と優雅な舞、バンバンと床を踏みしめるリズム感が心地よかったです。

八句連歌は、笑いました。
最後に証文を返してやろうとするのに遠慮するので、貸主が懐に入れようとすると、
何某があわてて小理屈を並べて、返してもらうところが特に笑えました。

屋島は、義経の弓流しの有様を物語るところが長かったです。
どうしても、地謡と鼓などで義経の語りが聞こえないので、退屈するんです。
あらすじは解っているからいいんですけど。所々聞き取れて、今何を語っているか解る所もあります。
あと、地謡と鼓と足踏みのリズムと舞が合って、気持ちよく感じるところが好きです。
写真は、大濠公園能楽堂ですが、逆光で、よくわからないかもしれません。


能・狂言の前にエアラインパイロットのコウチャさんに紹介していただいた
『natural cafe Vege garden』http://vegegarden.web.fc2.com/に行ってきました。
無添加、有機農法、伝統製法の食材や野菜を使ったカフェです。
ランチをいただいたのですが、高野豆腐のカツ風を選びました。
薄味で色んな味を楽しめて、美味しかったです。
少しお話もしていただいたのですが、昔、北九州の方で働いていらしたとのこと、
昔とはずいぶん変わりましたよーというような昔話に話が咲きました。
写真は、ランチを撮影したものです。

あと、能楽堂に持って行くお弁当にマナキッチンhttp://www.manna-k.com/のものを購入しました。
こちらもコウチャさんのご紹介で、マクロビオテックやつぶつぶ(雑穀)料理を楽しめるレストランです。
一緒にケーキを買ってきました。欲張りかな?

他の能楽堂は知りませんが、大濠公園能楽堂では、テーブル席のあるホールがありまして、
そこでお弁当が食べられます。お茶も用意してくださっていて、ありがたいです。

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文章探偵

2006-05-29 00:00:00 | 未分類
草上仁さん『文章探偵』ようやく読み終わりました。

ミステリー作家の左創作は、『サ・ノベル講座』の講師でもある。
左は、書かれた文章の癖や誤字、タイプミスから、その作者の人となりを特定することができる。
ある日、この講座の関係者が関わると思われる事件が発生する。
左自身も、脅迫状めいた手紙をもらうようになり、事件に巻き込まれていく。

といったところでよろしいでしょうか?
誤字は、わりと解りやすいのですが、ひらがなで間違えて覚えていたというのはねー、見逃していました(^^;)
こういう、著者を当てていくというゲームめいたところも面白いです。

佐久間省吾の、今までこうだったのに、どうしてこんな事しているの?その意図は?
というところもありましたが、理由が解りませんでした。
実は、読み終わった今も、理由を説明されても「そんなものかなぁ?」と疑問です。
省吾が、そういう状態になったらそうするだろうと考えてやったことだから、無理があるのは当然でしょう。
でも、それでああいうことだったとは、思い至りませんでした。悔しい。

南泰治氏に渡されたカード怪しい者は怪しくなく、怪しくない者が怪しい。
怪しいけれど怪しくなくなった者は怪しく、怪しくないけれど怪しくなった者は怪しくない。

も、大きな伏線と言えば言えるのかもしれません。

さて、この小説、校正するのが難しかっただろうと、まぶだちの会のメンバーの方もおっしゃっていました。
アマチュアの書く、誤字の多い原稿を再現しなくてはならないのでしょうしね。
読みにくいところもあるかもしれませんが、面白かったです。

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集中力欠如

2006-05-28 00:00:00 | 未分類
『文章探偵』半分しか読めていません。
本に集中できなくて・・・(;_;)

でも、推理小説として楽しめて、小説、もしくは文章の書き方の本としても参考になって、一石二鳥
(でいいのかな?)な本だと思います。

ファンとしてのあり方も考えさせられます。私のファンメールで迷惑かけていないかな?と、
色々心配になったりして。

さて、寝る前に、もう少し続きを読みますか。

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ただいま休憩中

2006-05-27 00:00:00 | 未分類
ここんとこ、立て続けに読書をしていたら疲れちゃったので、休ませてください。
次に『文章探偵』を読むつもりではいるのですが・・・ごめんなさい。

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