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こっぱもちの部屋

http://blog.livedoor.jp/kisaragi12yukari20/「こっぱもちの読書日記」

2025年4月4日(金)「第20回 花より落語」in北九州芸術劇場小劇場

2025-04-04 20:04:42 | 落語
今日は北九州芸術劇場小劇場で開催された柳亭燕路師匠の「花より落語」にうかがいました。

開口一番は、柳家小はださんの「たらちね」新妻のばか丁寧な言葉遣いが笑いを誘う、とても面白い噺です。

次は待ってましたの燕路師匠の「片棒」ケチな商売人の父親と3人の息子の掛け合いが可笑しい噺です。去年だったか、初めて師匠の噺でこれをうかがってすごく楽しんだので再び拝聴できてよかったです。

仲入りを挟みまして、紙切りの林家楽一師匠。
まず「相合傘」を切って見せていただき、リクエストを受け付けてくださいました。
「桜」「世界平和」「つばめ」と色んなお題があり、次々とそれに応えてくださいます。
私も「小倉城」をお願いしました。

最後の方が「燕路師匠」をリクエストなさって高座に座っておられる姿の切り絵を拝見して、一番のお楽しみ、燕路師匠の出番です。
師匠は「芝浜」をなさいました。
私が師匠の「芝浜」を拝聴したのは2年前の秋でしたか、とても感動しました。
まさか今回もうかがえるとは!驚きとともに楽しみました。

とても充実した1日でした。
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2025年2月22日 春風亭昇太独演会 in 井筒屋パステルホール

2025-02-23 20:40:54 | 落語
昨日、春風亭昇太さんの独演会に行ってきました。

何でも、主催の「古典落語を守る会」が50周年を迎えられた記念の落語会との事。
記念のお菓子をいただきました。

いつもは井筒屋の焼き印が入っていますが、50周年記念の焼き印が入った特別製です。白あんで美味しかったです。

昇太さんの会ではいつも、師匠ご自身が開演前に私服で舞台に出てこられてひとしきり・・・前説なんですかねえ?
携帯の電源を切ってほしい理由など、笑わせながら説明されます。
今回も、なぜ噺のいいところになると携帯が鳴り始めるのかというと、車を持たなかったり免許返納した高齢者の方々が、仲入りの時に電源を入れ「もうすぐ終わるから迎えに来て」と連絡したまま切り忘れた上に、到着した運転手になるご家族が「着いたよ」と連絡してくるからだと説明なさっていました(^_^;)
・・・そうかも?w

開口一番は、昇太さんの弟子の中でも秘密兵器?
田川出身の昇吾さんです。
「犬の目」を話してくださいました。

昇太さんは「時そば」
最初にそばを食べる男は、大抵、そばの出汁から箸、器から色々と褒めるのですが、今回はちょっと違いまして看板こそ褒めますが、あとは食べることに専念します。
それよりも見本を見せられた与太郎的男が、翌日に別の蕎麦屋の前で一人二役を演じ、気味悪がられるところが面白かったです。
落ちは基本的にはいつも通りですが、違った笑いが楽しめました。

仲入りがありまして、そこでは恒例のサイン色紙プレゼント抽選会。
半券を引いて当選者を決めています。
これもワクワクして楽しいですよ。

続いては音曲の桂小すみさん。
伊勢音頭など三味線と伸びやかな歌声で聴かせてくださいます。
実は東京芸術大学でフルート専攻されていて、ウィーンに留学までなさっていたという異色の方。
なぜか尺八で「アメイジンググレイス」を吹いてくださいました。
これも気持ちよく聴けて、楽しい時間でした。

最後は再び昇太さんの「貧乏神」
貧乏神がとりついた男がとんでもないろくでなしで、貧乏神がお人よしなところも面白い、いい噺でした。
 
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「秋まで待てない落語まつり」in北九州芸術劇場 中劇場

2024-07-14 20:24:53 | 落語

本日、北九州芸術劇場の中劇場で「博多・天神落語まつり」の前哨戦?「秋まで待てない落語まつり」が開催されました。
明日は福岡市なので、そちらで楽しみになさっておられる方々も多いと思います。

そんな訳ですが、楽しかったですよー♪
まずは四人の師匠方のトークタイムなのですが、月亭八方師匠の話から始まり年齢について、笑点の話、今回の会での順番の話題がありました。
で!今日は、昇太師匠が大分で開催される清水エスパルスと大分トリニータとの試合を観に行くために、本来ならトリを務めるはずの昇太師匠が二番目となり、噺が済み次第、特急で大分に行くとの情報も暴露されてしまいました(^_^;)

そして方正師匠の「宗論」ですが、上方落語のせいでしょうか?少し噺の流れが違いましたが、これも面白かったです。まくらではご自身のベビーフェイスの話になってましたね。

続いては、問題の昇太師匠。
「気もそぞろ」と仰りつつ、まくらでは北九州市民もギラヴァンツを応援しないと!と、やけにそそのかしていらしたのはいくらか途中退場への罪悪感?w
「二十四孝」は、私としては初聴きだったので面白くも嬉しかったです。
今日も新作かと思っていましたし、それはそれで楽しいのですが古典もいいのですよね。
噺のあとは、わざとんごと(わざとのように、演出見え見え)小走りで楽屋にかけ込まれていらっしゃいましたwww

仲入りのあとは、ミミちゃんこと?柳家三三師匠。
業界ではイケメンの部類と仰り、笑いが出た時には「少しムッとする」そうです。
本題の噺は「五目講釈」
若だんなが勘当されて船頭の家に転がり込むまでは別の噺と一緒なのですが、若だんなが講釈師になりたいと言い出し、試しにやってみてからと船頭たちの前で話し出すと意外とまとも?・・・と思ったら、物語はとんでもない方向へ!
SF好きは結構好きになりそうな噺だと感じました。

最後にトリをなさるのは、たい平師匠。
木久扇師匠から彦六師匠に始まり、様々な今は亡き師匠方の思い出話をまくらになさいました。
噺は「今様 替り目」
とーっても面白かったのですが、最後に前座としていらした息子さんと一緒に打ち上げた花火がなかなかの迫力で楽しく、内容がぶっ飛んでしまいました(;^_^A
ごめんなさい。
コメント (2)
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2024年4月7日(金)御堂寄席in西宗寺(北九州市小倉北区川原口)

2024-04-07 20:43:46 | 落語
今日は5日と同じく、柳亭燕路師匠の落語会に西宗寺に伺ってきました。



驚いたのは、なぜか橘家文太さんが飛び入り参加された事。
このお寺から5分のところにお住まいだそうで、燕路師匠にご挨拶にいらしたそうです。
お着物をお持ちな辺りは、参加なさる気満々ですね?www

という事で、開口一番は文太さんで「元犬」
個人的に、この噺のシロが愛らしくてとても好きなんですよ。

続いては、二ツ目の古今亭始さん。
今回は「目薬」をしてくださいました。
こちらはこちらで、こっけいで楽しい噺ですよね?

そして待ってましたの燕路師匠。
5日と同じく「船徳」ですが、何度伺ってもいいですよねえ。
若だんなもいいけれど、船に乗り込んだ客がとても好きです。

ここで仲入りでして、ちょうどお釈迦様のお誕生日4/9だそうですが「花まつり」という事で
甘茶をいただきました。以前4/9に某デパートでいただいた甘茶よりもしっかりお茶が出ていました。

仲入り後は、ウクレレえいじさん。
こちらのお客さんの方が、芸術劇場よりもノリが良かったように思えました。

最後は燕路師匠の「藪入り」
親子の情愛が温かであると同時に、おかしみもある噺で大好きです。

そんなわけでとても楽しい落語会でもありましたが、会の前に法要もありまして同じ宗派でありながら父の実家が遠すぎてそういうものが未体験な私としましては、余計に大変充実した一日でもあったのです。

チラシを持ち帰って母が拝見して一言「このお寺の婦人会は、素晴らしいね」だそうです。
いい一日でした。ありがとうございました。
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2024年4月5日(金)『第十九回 花より落語』in北九州芸術劇場小劇場

2024-04-06 17:28:06 | 落語
昨日、柳亭燕路師匠の落語会に行ってきました。

写真は北九州芸術劇場が入っているリバーウォーク北九州です。
開口一番は、二つ目の古今亭始さん。
今秋には真打になられ古今亭伝輔さんと名前も変えられるそうです。
なので、この会でいらっしゃるのは今回が最後とのこと。
嬉しさと寂しさが相まった心地です。

色物としてはウクレレ漫談のウクレレえいじさんがおいでになりまして、歌も話もとても面白く、驚いたのはウクレレで津軽じょんがら節を弾かれたこと。
いや、津軽三味線で洋楽を弾かれる昨今。
逆があって当然なのですが、意外性とテクニックに驚きました。

肝心の噺ですが覚えているのは「船徳」と「藪入り」でして、もう一つが思い出せない。
どれもとても面白く、目一杯笑わせていただきましたのでいいのですが、少し心残りかな?
でも、充実した一日でした。
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