腰痛

数日前から、何の理由も思い当たらないのに、腰が痛み始めました。
階段の上り下りの運動が悪かったのかもしれないと、運動は上半身だけにしています。

ほかげ橋夕景

山本一力さんの『ほかげ橋夕景』を読みました。

表題作は、２０歳になり、ようやく縁談がまとまった娘に対する父親の深い思いと
やせ我慢が描かれています。

他にも、笑えるもの泣けるものしみじみするものなど、色々な物語が取り揃えてあります。
面白いのは面白いのですが、これぞといったパンチが感じられないのが残念です。

この前に、ミステリ小説を読んでいるので、時代小説に刺激を求めすぎているのでしょうか？

学園祭前夜

村崎友さん・五十嵐貴久さん・近藤史恵さん・三羽省吾さん・はやみねかおるさんによるアンソロジー、
『学園祭前夜』を読みました。

行方不明になった下校延長届け、人付き合いの悪い転校生ベーシスト、
幼なじみが急に立ち上げたイベント、撮影したのに消えてしまった映像、
名探偵志望の少年に挑戦してきた騒動師。

学園祭で起きるつの事件の真相とは？

日常から殺人ミステリまで、様々な謎が楽しめます。

伊豆・踊り子列車殺人号

辻真先さんの『伊豆・踊り子列車殺人号』を読みました。

ゴールデンウィークのしめくくりに、伊豆で催されたイベント‘‘踊り子祭り’’。
イベント当日、本来なら出場者の中でも選考委員にトップとみなされていたカップルの片割れの少女
・美月が、自殺騒ぎの上、失踪。
さらに、急遽、選考委員に選ばれていた‘‘踊子亭’’の主人の死体も発見された。

今回は、動機も犯人も、早いうちから薄々感じられてはいたのですが、
瓜生氏のように、論理的に特定することはできませんでした。
やはり、名探偵ですね。

伏 贋作・里見八犬伝

桜庭一樹さんの『伏　贋作・里見八犬伝』を読みました。

この物語では、人と犬の間に生まれたものの子孫として怖れられている伏姫と八房の子どもたち。
ご公儀に生死問わずでその首に報奨金をかけられ、狩られる立場になった彼らの運命とは？

原作を読んでいないので、本来の八犬伝を知らないのですが、これはこれで面白いです。
サクラ大戦の八犬士は、正義の味方ですけどね。