こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

翼のある依頼人 慶子さんとお仲間探偵団

2011-09-30 00:00:00 | 未分類
柄刀一さん『翼のある依頼人 慶子さんとお仲間探偵団』を読みました。

シャーロック・ホームズを愛好している人々の大きな団体の一つ、
‘‘日本・シャーロック・ホームズ・ソサエティ’’の札幌支部とコンタクトを取っている‘‘七パーセント溶液’’
彼らが会合を持つと起こる様々な事件。
麗子さんを始め会員たちの推理によって、不可解に見えた事件が解決に至ります。
物語が進むにとれて成長していく大輔くんの変化も面白く読めます。

ただ、ティータイム・ミステリにするには重くて濃いかな?と思える本格的な短編集です。

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あかねこの悪魔3

2011-09-29 00:00:00 | 未分類
竹本泉さんのコミックス『あかねこの悪魔3』を読みました。

小月ちゃんが加わって、三角関係でラブコメ展開かと思いきや、3人仲良く本の中に入っちゃいましたね。
むしろ、第一図書館のつじつまの機嫌を伺わなきゃならなくなるかもしれません。

思わぬ展開と言えば、英理子ちゃんのざしきわらしの面を見られたことでしょうか?
そうかー、連載になると思わぬ被害(?)が出るものですね。
でもいつか、ブックス・パラダイスをいつものメンバーで連載していただきたいものです。

そういや、作者が長年に渡ってつじつまあわせを行ったという「うさぎなんぎ」には、とても興味があります。
つじつまの臨界量というのも面白いですし、紙魚まで挿絵に騙されるというエピソードには、
笑ってしまいました。

あと、茜子の飲むドリンクにも注目です。
「すりおろしかぼちゃコーヒー」なんてゲゲボなものを飲んでいますから。

今後、どのような本の世界が現れ、どのような人物が登場し、
どのようなクスッと笑える日常が見られるのか、とても楽しみです。

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ギンギラ太陽’s

2011-09-28 00:00:00 | 未分類
ワーナーマイカルシネマズ戸畑に、『ギンギラ太陽’sはじめてモノがたりボーン・トウ・ラン~夢の超特急~』
を見に行きました。

ギンギラ太陽’sとは福岡のかぶりもの劇団で、商業ビルや新幹線、はたまたひよこ饅頭などに扮装し、
彼らの思いを舞台で語ってくれるのです。
以前から舞台の方を見に行きたいと思いつつ、なかなか行けなかったのが、
映画とはいえ近場で見られるとあって、ホクホクしながら行きました。

時間は65分と短いのですが、100系はもちろん、様々な新幹線が登場するは、
東京駅や太陽の塔、ひよこ侍まで現れて、なかなか充実したひとときを過ごせました。

引退した100系ひかり、いつまでも忘れないよ。

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赤い糸の呻き

2011-09-27 00:00:00 | 未分類
西澤保彦さん『赤い糸の呻き』を読みました。

犯人当てミステリ「お弁当ぐるぐる」は、当てられなかったけど面白かったです。
過去の殺人が新たな殺人を呼び込む事になってしまう「墓標の庭」
色ボケした少年が、殺人の罪をかぶせられそうになってしまう「カモはネギと鍋の中」
殺人の理由が大きいようで小さく戸惑ってしまう「対の住処」
どれも面白いですけど、殺人の動機が恋だとここで断言しても犯人が分からない表題作が、
一番面白かったですね。

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三島屋変調百物語事続 あんじゅう

2011-09-26 00:00:00 | 未分類
宮部みゆきさん『三島屋変調百物語事続 あんじゅう』を読みました。

今回の百物語の続きは、四つ。
お旱りさんに祟られた村と、とりつかれた少年の物語。
次に、あるお店の双子のお嬢さんにまつわる物語。
三つ目は、空き家だった紫陽花屋敷の物怪「くろすけ」の物語。
最後は、ある豊かだった隠れ里の物語です。

人の心は、怖く、温かく、悲しい。
複雑な思いがしました。

でも、少しずつおちかの心もほどけているのかもしれないと思わせる終わり方でした。
続きが楽しみです。

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