こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

仁木悦子長編アラカルト1晴の巻

2012-02-03 00:00:00 | 未分類
仁木悦子さん『仁木悦子長編アラカルト1晴の巻』を読みました。

この本のトップにある「枯葉色の街で」は、「若い女性に向く推理小説を」と依頼されて
書かれたものだそうです。
確かに、主人公の男性はかなりなお人よしですが、それによる行動の果てに殺人事件に出くわすあたり、
男女関係無いのでえはないかと思います。

三作品が親を殺される子どもの話である中、最後の「赤と白の賭け」が異なり
発端から結末に至るまでの展開が鮮やかです。
実は、私が一番気に入っているのがこれなのです。

やはり、青春時代をどっぷり星新一さんに浸かっていたせいか、鮮やかな手際に惹かれますね。
ただ、それだけに惹かれたわけじゃありませんよ。

コメント
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