ドラゴンがほとんど退治されていなくなった世界では、ドラゴンスレイヤーはただの営業マンでしかなかった。
営業マンになりきれない杉浦と、少女との出会いと交流は美しかったのですが、最後の少女の策略が、何とも割り切れない思いをさせてくれました。
どんな策略かは、読んでのお楽しみです。
ドラゴンがほとんど退治されていなくなった世界では、ドラゴンスレイヤーはただの営業マンでしかなかった。
営業マンになりきれない杉浦と、少女との出会いと交流は美しかったのですが、最後の少女の策略が、何とも割り切れない思いをさせてくれました。
どんな策略かは、読んでのお楽しみです。
太陽の石 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2012-10-30 |
霧岬の村に住むデイスは16歳。
村の外に捨てられていたのを姉に拾われ、両親と姉に慈しまれて育った。
ある日、村を通りかかった男が伝説の魔道師リンターを名乗り、地下水脈を通した見返りにデイスと彼のケンカ友だちであるビュリアンを連れて行くことを望んだ。
リンターは、彼らを連れて姉にして仇のナハティの元へ向かうと言うのだが・・・。
確かに、壮大な兄弟げんかですねえ。
ほんの些細な思いのすれ違いが、あまりにも大きな犠牲と被害を生むところが、普通とは違いますが・・・。
ちなみに、これはシリーズなのでしょうか?
単品としても非常に面白い作品でしたが、早く気がつけば良かったです。
カンパニュラの銀翼 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2012-10-24 |
1920年代後半の英国。
エリオット・フォッセーは、金のためと学びたいがため、資産家の息子の替え玉として、名門大学に通っていた。
エリオットが替え玉になった理由はもう一つ。
幼い頃、その息子の妹のクリスティンが、伝染病からの隔離のために彼の家に滞在し、本当の妹のように過ごしたからだった。
そんなエリオットの元に、シグモンド・ヴェルティゴという見目麗しき男が現れる。
また、T・Aの口にありつけなかったエリオットに別の助手の仕事を依頼したのは、シグモンドが敵視するオーグストだった。
遥か過去に遡って明かされる、シグモンドとオーグストの因縁。
繰り返される悪夢に終止符は打たれるのか?
ミステリに、ファンタジーとホラーとSFが濃厚にまぶされた印象のある物語でした。