ニッポンのサイズ 身体ではかる尺貫法

石川英輔さんの『ニッポンのサイズ　身体ではかる尺貫法』を読みました。

昔、日本で使われていた尺貫法などが、体のサイズなどを使っていたため、
身近だったという事から話は始まります。
かと言って、メートル法の便利さは認めつつ、併用した方がいいのではないかと提案しています。
特に暦について、七草やひなまつり、七夕は旧暦で祝う方が季節感があっていいのではないか
ということでした。

尺貫法は、時代や地域、職業によって違いがあったというのが驚きです。
でもそれは、その時なりの合理性から来ていたというのも、面白いです。