こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

コミックス『かりん歩(3)』柳原望

2018-02-27 19:46:05 | アニメ・コミック・ゲーム
妹のくるみが高校に入学してできた友人は、お嬢さまとお姫さま?
華やかタイプの二人に気後れしつつもかりんの店に連れてきたら、二人がケンカをして・・・。

名古屋駅前にある2本の斜め道の由来を求めて散歩するかりんとくるみに、いつの間にか二人の友人ばかりか、大須を調査している理央まで巻き込まれてしまう。
何だか上手く言えませんが、不思議なのどかさを感じさせる巻となったように思えます。

まだまだこの先、混沌としてはいますが、のんびりムードにあてられつつ幸せになりそうな気配を感じます。
まあ、どこまで試行錯誤するのかは分かりませんけどね♪
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『カーテンコール!』加納朋子

2018-02-23 19:38:15 | 読書感想
小学校に上がって薄々感じていた違和感。
ずっといじめられ続け、ようやく出逢った初恋の人には振られてしまった。

その彼女が入学したいと言っていた萌木女学園が閉校するにあたり、単位不足や出席日数不足などで卒業できない学生に、特別補講を行う事で卒業のチャンスを与える事になった。

この物語の学生たちは、多くの事情を抱えたためにこの状況に陥っています。
それは、外見から分かる人もいれば、見た目は真っ当に見える人もいて、その原因や理由は様々です。
初めはどうなる事かと思うくらい、事態が深刻な学生もいます。

彼女たちが、どのように自分自身の状況と向き合い、変わっていったか。
また、理事長の過去も含めて読むに値する物語となっています。

私も含めて、生きにくさを感じている人には、特にお勧めだと思います。
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響ホール地域訪問コンサートに行ってきました。

2018-02-22 19:51:11 | コンサート
今日は、ピアニストの金子三勇士さんによるコンサートで、場所は戸畑生涯学習センターでした。

無料コンサートですが、45分間といえど充実した内容でした。
また、金子さんがお話上手で、ポップスみたいに曲の間に曲の説明などをしてくださって、クラシックとしては、かなりくだけたコンサートじゃないかと思いました。
割と最近のクラシックは、とっつきやすくなってはいるようですがね。

私自身は、オーケストラのコンサートには行った事はあるものの、ピアノ単体のコンサートは、まだだったので、その迫力に感動しました。
リスト編曲のシューマンのミルテの花より「献呈」は、なるほど、オーケストラの迫力を感じさせていただきました。

ショパンの夜想曲第2番や、仔犬のワルツも素敵でしたが、リストのラ・カンパネラの存在感も良かったです。
ハンガリー狂詩曲も、何だか耳なじみが良かったです。

25日には、仕事で行けませんが、また機会があれば、金子さんの有料のコンサートに行ってみたいです。

【プログラム】

バルトーク:ミクロコスモスより「オスティナート」

ショパン:夜想曲第2番

ショパン:仔犬のワルツ

リスト:ラ・カンパネラ

シューマン(リスト編):ミルテの花より「献呈」

リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
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コミックス『ねこめ(~わく)5』竹本泉

2018-02-21 19:46:31 | アニメ・コミック・ゲーム
人の遺跡の謎から始まった今回の「ねこめ(~わく)」
確かに、人が旅立ってから何千年も経っているのに、使えるのは不思議です。
当時の人間の中に、こっそり修理用のマイクロロボットか何かを仕込んだ者がいたりして。
でも、それを修理できる物も必要だったりするから、もっと謎を呼んだり呼ばなかったり?

あと、よく考えると、ヘンリヒってば今はともかく、図書館に住むという夢のような生活をしていたんですよねえ。
ただ、風呂はどうしていたのか?という疑問も残るのですが、そこはやはり、猫たちが浴室を建て増ししたっていうことで、そうそう謎は深まりません。

相変わらずの猫の世界ではありました。
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『駐在日記』小路幸也

2018-02-20 19:56:10 | 読書感想
ある事件で利き腕の右手に重症を負った元・外科医の花は、当時、刑事だった簑島周平と出会い、結婚。

周平は、妻に静かな暮らしをさせたくて駐在所勤務を希望し、神奈川県警松宮警察署雉子宮駐在所勤務となった。

田舎の駐在所ながら、逃亡犯らしき者がやってきたり、山の木が強風で倒れた事で良からぬ事を思いつく者が現れたりと、事件の種になりそうな出来事は転がっています。
それでも、周平さんと花さんがその芽を摘み取ってくれるため、表立った犯罪は起こらないのですね。
今後も、周平さんと花さん含め、雉子宮の人々が穏やかに暮らせますように。

蛇足ですが、表紙絵の周平さんと花さんは、もしかして、21世紀以降のお二人でしょうか?
それとも、昭和50年代の30歳代の男女って、こんな感じでしたか?
よく考えると、私でも、小学生だった時代です。
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