ミステリ、ファンタジー、ホラー(?)の短編集です。
火村もアリスも出てこないのは、久しぶりではないでしょうか?
冒頭の「館の一夜」は、ホラーのように見せて、結末がお茶目なのでホッとしました。
「線路の国のアリス」は、有栖川さんらしいアリスの物語になっています。
他にも色々と感想はありますが、なにしろ数が多いので、印象深いものを並べます。
「まぶしい名前」について、有栖川さんはホラーと仰っていますが、私から見ると、近い未来に起こり得そうな怖さがあるというところでは、SF寄りではないかと思われます。
「未来人F」は、怪人二十面相の新作として、少し楽屋落ちっぽいところも含めて面白く読めました。
「本と謎の日々」は、本好きからしても思い入れがあり、現物を直接手に取れる本屋さんを守っていきたいと思わせる作品です。
何よりも表題作は、有栖川さんが原典をどう料理するかが興味深く、ワクワクしながら読みました。そして、この事件が始まる日時に近い時点で読めた事が、とても嬉しく思えました。本当は、前もってよめたら、もっと良かったのかもしれませんが。
まとまりのない文章になってしまったかもしれませんが、火村やアリス(有栖川)が登場しない作品でも、とても楽しめました。
火村もアリスも出てこないのは、久しぶりではないでしょうか?
冒頭の「館の一夜」は、ホラーのように見せて、結末がお茶目なのでホッとしました。
「線路の国のアリス」は、有栖川さんらしいアリスの物語になっています。
他にも色々と感想はありますが、なにしろ数が多いので、印象深いものを並べます。
「まぶしい名前」について、有栖川さんはホラーと仰っていますが、私から見ると、近い未来に起こり得そうな怖さがあるというところでは、SF寄りではないかと思われます。
「未来人F」は、怪人二十面相の新作として、少し楽屋落ちっぽいところも含めて面白く読めました。
「本と謎の日々」は、本好きからしても思い入れがあり、現物を直接手に取れる本屋さんを守っていきたいと思わせる作品です。
何よりも表題作は、有栖川さんが原典をどう料理するかが興味深く、ワクワクしながら読みました。そして、この事件が始まる日時に近い時点で読めた事が、とても嬉しく思えました。本当は、前もってよめたら、もっと良かったのかもしれませんが。
まとまりのない文章になってしまったかもしれませんが、火村やアリス(有栖川)が登場しない作品でも、とても楽しめました。