和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

聖教新聞/名字の言

2012年08月31日 08時00分51秒 | 今日の俳句
     名字の言

【「聖教新聞」平成24年8月31日(金)より転載


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(8/31)
 札幌創価幼稚園には、夏の恒例行事がある。
出身者が同園に一堂に会する卒園生大会だ。
今夏の大会では、北海道恵庭市の小学4年生が体験を発表していた



学校である日突然、意地悪をされた。
母は「あなたは悪くないのよ」と抱きしめた。
毎朝、こう言って学校へ送り出してくれた。
「その子の良いところを、三つだけ探してきて、教えてちょうだい」



意地悪する子に、良いところなんてあるもんか――最初は母の言葉が理解できなかったが、探しているうちに一つだけ見つかった。
良い部分が見えると、こちらから声をかけようと思えた。
友人と仲良くなれたのは間もなくのこと。
「友だちを大事にする心が、彼にも伝わったのよ」と母
。「あなたにも、同じように良いところがたくさんあるわ」とも



小学校時代は、自我の成長とともに、友だちとの関係も大きく変化していく。
いじめの芽を上手に摘んだ母の知恵、一歩を踏み出した子どもの勇気に、大きな感動が広がった



同園の創立者である池田名誉会長は「人を尊敬する心を、植え付けることこそ、人間教育の肝要」と。
「人は必ず変わる」「成長できない人はいない」と信じることから、人間の交流と友情は始まる。
心は伝わる。心は心を動かす。           (鉄)


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