和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「一番になる」という熱情を問いたい

2012年11月08日 06時45分19秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月8日(木)より転載】


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(11/8)
 子どもの運動会で保護者対抗の綱引きに参加した。
こうした行事でしか、めったに顔を合わせない父親が集まった“即席チーム”同士の試合。
かつて池田名誉会長がスピーチで紹介した「リンゲルマン効果」を実感した



綱を引く人数が増えるほど、一人の出す力が減っていく……。
「社会的手抜き効果」とも言う。「自分がやらなくても誰かがやるだろう」という気分に流されないことが、自分の力も、チームの力も、十全に発揮するための鍵となる



日本人として19人目となるノーベル賞の受賞が決まった、京都大学の山中伸弥教授は語る。
「一番になるつもりでやらない限り、二番にもなれません。
オリンピックでも、金メダルを目指すからこそ、やっと銀メダルに手が届くこともあるでしょう。
やはり金メダルを取るような準備が必要だと思います」(「潮」12月号)。最先端の科学研究をけん引する心意気が感じられよう



人に頼る心を捨てて、「自分がやる」と決める。
そして、どうせやるなら、「一番になるつもり」で取り組む。この心に立つ人が増えるとき、「万事を成す」ドラマが生まれる



「一番になる」という熱情の有無を自身に問いたい。
心は見えないが、人を動かし、社会を動かす大きな力である。
         (川)



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