☆風光る/今日の俳句☆
彡------☆★☆*≪No.1498≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月12日(水)
○ ダーウィンの日(Darwin Day)
『種の起源』を著したチャールズ・ダーウィンの1809年の誕生日。
○ ブラジャーの日
ワコールが制定し、現在は日本ボディファッション協会が実施。
1913年のこの日、アメリカ人女性マリー・フェルブ・ジャコブが、ブラジャーの原型となるものの特許を取得した。
ハンカチをリボンで結んだだけという単純なものだった。ブラジャーが発明されるまでは、胸から腰にかけての体型を整える為コルセットで体を締め附けていた。
○ ペニシリンの日
1941(昭和16)年のこの日、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功した。
○ 黄ニラ記念日
JA全農おかやまが岡山県の特産の黄ニラのPRのために制定。「に(2)っこりいい(1)ニ(2)ラ」の語呂合せと、この時期が鍋物などへの需要期であることから。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
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■※今日の俳句※■
風光る白一丈の岩田帯
福田甲子雄
新調のこころ一枚風光る
櫂未知子
風光り泥のひかりの大きな手
成田千空
※<風光る白一丈の岩田帯 福田甲子雄>
季語は「風光る」で春。「岩田帯」は、妊娠した女性が胎児の保護のために腹に巻く白い布のこと。一般に、五ヶ月目の戌の日(犬の安産にあやかるため)に着ける。
命名の由来は「斎肌帯」からとか、現在の京都府八幡市岩田に残る伝説からとか、諸説がある。心地よい春風のなかを、お祝いの真っ白な岩田帯が届けられたのだろう。
新しい生命の誕生を待ちわびる作者の喜びが、真っすぐに伝わってくる。「白一丈(正確には七尺五寸三分)」とすっぱりと言い切って、喜びの気持ちのなかに厳粛さがあることを示している。
純白の帯が、目に見えるようだ。ところで掲句の解釈とは無関係だが、だいぶ以前の余白句会で「風光る」が兼題に出たことがある。句歴僅少の谷川俊太郎さんが開口一番、「なんだか恥ずかしくなっちゃうような季語だねえ」と言った。
一瞬、私は何のことかわからなかったが、考えてみればそうなのである。たとえば「風光る」と詩に書くとすると、かなり恥ずかしい。散文でも、同様だ。きざっぽくて、鼻持ちならない。逆に、ひどく幼稚な表現になってしまう場合もあるだろう。となると、俳句を詠まない人が、たまたま「風光る」の句を読んだとすれば、相当な違和感を覚えるはずである。
俳人なら別になんとも思わないことが、そうでない人には奇異に写る……。こういう目で見ていくと、恥ずかしくなるような季語は他にもありそうだ。俳句が本当の意味での大衆性を獲得できない原因の一つは、ここらへんにもあるのだろう。『白根山麓』(1982)所収。
(清水哲男)
【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】
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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月12日(水)より転載】
■※わが友に贈る※■
創価班・牙城会の
大学校生が弘教に先駆!
深き使命の君たちよ
苦闘の中で自身を磨け!
不滅の原点を築け!
2月12日
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■※名字の言※■
(2/12)
新しい図書が増えたことを心から喜び、われ先にと“競って”読む子どもたち――その姿に、本のある環境がいつしか当たり前となり、本のありがたさが分からなくなっていた自分を猛省した
▼
今月4日に行われた、沖縄・伊良部島の小学校に対する300冊の図書贈呈式。読書量の多い学校だが、島には書店も公立図書館もない。だからだろうか。休み時間になると、児童が学校の図書館に駆け込む光景が日常茶飯事という
▼
贈呈式で児童は言った。「池田会長さんが約束を守り、私たちの小学校へ何度も図書贈呈を行ってくれていることに大変感動しました」。子どもたちは、池田名誉会長が出席した40年前の図書贈呈式について調べていた
▼
この時、名誉会長は1006冊を贈り、戦争によって本を買えず、読みたくても読めなかった青春時代の体験を振り返り、「どんなことがあっても、少年少女期には本を与えていかなければならない」「これからも2回、3回と本を贈っていきたい」と。今回の贈呈が、1974年、2004年に次ぐ3回目だった
▼
「約束を守る」ことから信用が生まれる。本は、島の子どもたちの成長を願い、40年間、忘れなかった心の結晶。本とともに、人間としての生き方を贈り届けた。(川)
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2014年(平成26年)2月12日(水)
○ ダーウィンの日(Darwin Day)
『種の起源』を著したチャールズ・ダーウィンの1809年の誕生日。
○ ブラジャーの日
ワコールが制定し、現在は日本ボディファッション協会が実施。
1913年のこの日、アメリカ人女性マリー・フェルブ・ジャコブが、ブラジャーの原型となるものの特許を取得した。
ハンカチをリボンで結んだだけという単純なものだった。ブラジャーが発明されるまでは、胸から腰にかけての体型を整える為コルセットで体を締め附けていた。
○ ペニシリンの日
1941(昭和16)年のこの日、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功した。
○ 黄ニラ記念日
JA全農おかやまが岡山県の特産の黄ニラのPRのために制定。「に(2)っこりいい(1)ニ(2)ラ」の語呂合せと、この時期が鍋物などへの需要期であることから。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
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■※今日の俳句※■
風光る白一丈の岩田帯
福田甲子雄
新調のこころ一枚風光る
櫂未知子
風光り泥のひかりの大きな手
成田千空
※<風光る白一丈の岩田帯 福田甲子雄>
季語は「風光る」で春。「岩田帯」は、妊娠した女性が胎児の保護のために腹に巻く白い布のこと。一般に、五ヶ月目の戌の日(犬の安産にあやかるため)に着ける。
命名の由来は「斎肌帯」からとか、現在の京都府八幡市岩田に残る伝説からとか、諸説がある。心地よい春風のなかを、お祝いの真っ白な岩田帯が届けられたのだろう。
新しい生命の誕生を待ちわびる作者の喜びが、真っすぐに伝わってくる。「白一丈(正確には七尺五寸三分)」とすっぱりと言い切って、喜びの気持ちのなかに厳粛さがあることを示している。
純白の帯が、目に見えるようだ。ところで掲句の解釈とは無関係だが、だいぶ以前の余白句会で「風光る」が兼題に出たことがある。句歴僅少の谷川俊太郎さんが開口一番、「なんだか恥ずかしくなっちゃうような季語だねえ」と言った。
一瞬、私は何のことかわからなかったが、考えてみればそうなのである。たとえば「風光る」と詩に書くとすると、かなり恥ずかしい。散文でも、同様だ。きざっぽくて、鼻持ちならない。逆に、ひどく幼稚な表現になってしまう場合もあるだろう。となると、俳句を詠まない人が、たまたま「風光る」の句を読んだとすれば、相当な違和感を覚えるはずである。
俳人なら別になんとも思わないことが、そうでない人には奇異に写る……。こういう目で見ていくと、恥ずかしくなるような季語は他にもありそうだ。俳句が本当の意味での大衆性を獲得できない原因の一つは、ここらへんにもあるのだろう。『白根山麓』(1982)所収。
(清水哲男)
【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】
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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月12日(水)より転載】
■※わが友に贈る※■
創価班・牙城会の
大学校生が弘教に先駆!
深き使命の君たちよ
苦闘の中で自身を磨け!
不滅の原点を築け!
2月12日
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■※名字の言※■
(2/12)
新しい図書が増えたことを心から喜び、われ先にと“競って”読む子どもたち――その姿に、本のある環境がいつしか当たり前となり、本のありがたさが分からなくなっていた自分を猛省した
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今月4日に行われた、沖縄・伊良部島の小学校に対する300冊の図書贈呈式。読書量の多い学校だが、島には書店も公立図書館もない。だからだろうか。休み時間になると、児童が学校の図書館に駆け込む光景が日常茶飯事という
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贈呈式で児童は言った。「池田会長さんが約束を守り、私たちの小学校へ何度も図書贈呈を行ってくれていることに大変感動しました」。子どもたちは、池田名誉会長が出席した40年前の図書贈呈式について調べていた
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この時、名誉会長は1006冊を贈り、戦争によって本を買えず、読みたくても読めなかった青春時代の体験を振り返り、「どんなことがあっても、少年少女期には本を与えていかなければならない」「これからも2回、3回と本を贈っていきたい」と。今回の贈呈が、1974年、2004年に次ぐ3回目だった
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「約束を守る」ことから信用が生まれる。本は、島の子どもたちの成長を願い、40年間、忘れなかった心の結晶。本とともに、人間としての生き方を贈り届けた。(川)
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